スカイピースの残業代未払いは「36協定」の問題だった 卒業メンバーが真相語る
「スカイピース」(登録者数483万人)のチームメンバー6人が一斉に卒業発表し、残業代の未払いが明らかとなった騒動について、卒業したメンバーの1人、「もち」(同43万人)が23日、YouTubeを更新。事の真相について語りました。
メンバー6人の一斉卒業と残業代未払い問題
12日、スカイピースは裏方チームである「スカイチーム」からメンバー6人が一斉に卒業すると発表しました。ファンから戸惑いの声が上がる中、その翌日、昨年チームを卒業した元メンバーが、実は残業代の未払いがあったと暴露します。スカイピースは未払いを認めるとともに、「未熟な部分がありながらも会社経営をおこなっていたことが原因です」として謝罪しました。
16日、スカイピースと親交のある「ジュキヤ」が、卒業メンバーの1人とのインタビュー動画を自身のオンラインサロンに投稿。その中では、一部のメンバーが20回以上も遅刻を繰り返すなどいい加減な仕事ぶりであったことが明かされたほか、編集部屋にある金庫の中から130万円が盗まれる事件や、テオくんの財布から4万円がなくなる事件があったことなども明かされました。
18日、卒業メンバーの1人であるもちは、Xでこれに反論。遅刻は「業務起因の睡眠障害」であり、130万円がなくなったことについては「自分含めほとんどの従業員が事後に金庫の存在を知った」などと訴えていました。
残業代未払いは36協定の問題だった
今回の動画の冒頭、もちは騒動について、「スカイピースは悪くないです」と強調。自身は当初からスカイピースを攻撃しておらず、一方、スタッフ側も悪くないと念押した上で話し始めます。
まず、給料の問題について。
労働基準法では、労働時間は原則として1日8時間、週40時間以内とされています。この法定労働時間を超えて時間外労働をさせる場合は、法律に基づく労使協定の締結、いわゆる「36(サブロク)協定」の締結と、労働基準監督署長への届け出が必要とされています。(参考:厚生労働省)
もちによると、スカイチームの労働時間は1日8時間で、月6日もしくは8日の休日があったとのこと。このルールだとどうしても40時間を超える週が出てしまいますが、労使協定は締結されていなかったそうです。
週40時間を超えるぶんの労働時間が、今回の未払い残業代の真相とのことで、もちの場合、400~600時間ぶんの未払いがあったということでした。
ちなみに、36協定を締結せずに1週40時間・1日8時間の法定労働時間を超えて働かせると、労働基準法違反として、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
もちは入社直後から、「この労働体制、違法かもよ」とスカイピースの2人に何度も伝えていたのだとか。その都度2人は社会保険労務士や税理士に確認していたそうですが、毎回「OKだったよ」と返事だったそう。ところが今回改めて調査したところ、実際には違法状態だったと判明したとのこと。そのためもちは、責められるべきは専門家だと主張しました。
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