登録者40万人のゲーム系YouTuber、広告収益の激減を告白「桁が減ってる」
ゲームレビュアーYouTuber「ナカイド」(登録者数40万人)が「【データ公開】4月から収益が激減…YouTuberがどんどん廃業していきます」と題した動画を投稿しました。
YouTubeの広告収入では立ち行かなくなる?
今年4月の1再生あたりの広告単価が0.469円→0.38円と、昨年4月と比べて18%下落したことを明かしたナカイド。さらに5月は0.445円→0.356円と前年同月比で20%も減少しており、YouTubeの広告収益が激減している現状を語ります。月々の収入をあまり気にしていなかったというナカイドでしたが、5月の収益を見て「桁が減ってる」と気が付いたそうです。
ユーチュラ調べで、ナカイドの今年5月の再生数は約260万回。昨年5月時点の単価だと、約115万円の収益になっていたところが、今年の単価だと約92万円となり、23万円もの収益減となっています。
広告単価が下がった原因として、ゲーム業界の不況により新作ゲームの広告が減ったこと、Amazonのプライムビデオに広告が導入されたことを挙げます。プライムビデオ会員は日本に1400万人以上もいるため、広告枠が増えることで広告主の競争率が低下し、単価が下がったのではないかとのこと。また、収益の減少は長尺動画だけではなくショート動画も同様らしく、ナカイドは「ちょっと前にガクっと不景気になりました」とこぼすと、広告収入だけで生活することの難しさを語りました。
手堅いチャンネルが増加?
ナカイドは他の収入源として、企業案件やメンバーシップ、グッズ販売に言及。特に企業案件は現在の「メイン収益源」なのだとか。しかしゲーム業界の不景気により企業案件も減ってきていると苦悩を明かします。メンバーシップやグッズ販売もゲーム系YouTuberとの相性が悪く、継続的な利益を上げられないのだとか。
広告収入が激減し、個人YouTuberの生活が脅かされつつある中、現在YouTubeでは芸能人や地方テレビ局などの「手堅く伸びる」チーム運営チャンネルが増えているそう。こうしたチャンネルは収益を出すことではなくスポンサー獲得やタレントの知名度向上を目的としているらしく、「広告収入に頼らないのでクオリティの高い動画をどんどん出せる」と分析しました。
こうした状況を受け、「当面は収益を企業案件に依存するしかない」と話すナカイド。しかしそのままでは「先はない」とし、自身の力を活かすためにゲーム制作過程をコンテンツにする考えを打ち明けます。今後生き残っていくためには「能動的にやっていかないといけない」と前向きな姿勢を見せました。










