開示請求の相手はまさかの友人――YouTuberゆっぴ、謝罪を受け入れ訴訟を見送り

カップル系YouTuber「つーさんとゆっぴ」(登録者数36万人)のゆっぴが、誹謗中傷の送り主を開示請求したところ友人だったと公表した件について、その後の経過を報告する動画を投稿しました。相手からは謝罪があったものの、訴訟には踏み切らない意向を明かしています。

開示請求で判明した衝撃の事実

ゆっぴは4月6日に公開した動画で、2025年頃から続いていたアンチコメントの送り主に対し、人生初の開示請求を行った結果を告白していました。

アンチコメントの内容は当初「可愛くない」「盛れてない」といったものでしたが、年末から年明けにかけて「なんで生きてんの?」「顔キモすぎ」とエスカレートしていきます。さらに、動画やSNSでは公にしていない自身のコンプレックスである「おでこ」を集中的に攻撃されたことから、送り主が身近な人物ではないかと疑念を抱き、開示請求に踏み切ったといいます。結果が届いた瞬間について「全身の血の気が引いた」と表現し、相手はかつて「頑張ってるね」「応援してるね」と声をかけてくれていた友人だったことを明かしました。この動画はXやネットニュースで大きな反響を呼び、同じ境遇の人々からも多くのDMが寄せられたそうです。

「信じてたからこそもう1度チャンスをあげたい」

4月13日、ゆっぴは「進展がありましたので全てお話しします」と題した続報動画を投稿しました。冒頭で「開示請求後、その子からしっかりとした謝罪をいただきました」と報告し、視聴者から多く寄せられていた「訴えるのか」「お金を取るのか」という疑問に対して、「正直今は訴える気はないです」と明言しています。その理由についてゆっぴは、相手が当時精神的に参っていた時期であり、仕事やプライベートのストレスが重なるなかで「勢いで送っちゃってたみたいで」と説明しています。

自分自身も仕事でうまくいかなかったことや、辛い気持ちになったことがたくさんあると語るゆっぴは、「許されないことには変わりないけど、人間一度はね、失敗して学ぶこともあると思う」と当人への理解を示しています。今回の件については許す一方、「けど絶対に次はないし、2回目されたら絶対に許しません」ときっぱりと線を引きました。

パニック障害が悪化――「死にたい」とまで口にした日々

ゆっぴは、自分が立ち直れたのはパートナーのつばさの存在が大きかったと語っています。

ゆっぴはもともとパニック障害を公表していますが、今回の件でさらに症状が悪化したのだとか。声だけ出演したつばさは、当時のゆっぴについて「ずっと泣いてたし、放心状態で無気力だし、飯も全然食わないし」と振り返りました。さらに「『正直もう死にたい』とまで言ってたじゃん」と指摘し、ゆっぴが極めて危ない精神状態だったことを明かしています。

ゆっぴは「つばさが隣で慰めてくれて、話を聞いてくれて、美味しいご飯屋さんに連れてってくれたり、楽しいことを一緒にしてくれたり、少しでもそのことを考える時間をなくさせてくれた」と感謝を述べ、「1人だったら本当に考え込んでダメな方向にずっと行っちゃってたと思う」と語りました。

捨てアカウントでも特定できる現実

視聴者からの質問に答える形で、ゆっぴは開示請求の実務面についても触れました。友人の弁護士を通じて手続きをおこなったそうで、費用については「みんなが想像してる倍ぐらいのお金がかかります」と説明。訴訟を取りやめたため「金額としてはめちゃくちゃマイナス」だと率直に打ち明けています。

つばさは匿名の捨てアカウントであっても開示請求で身元を特定できると述べて、「もっとSNSに危機感持ったほうがいい」と書き込む側に注意喚起しました。ゆっぴも、

「匿名だったら何言ってもいい」みたいな気持ちだと思うんだけど、それが学生とかだとして、本当に親御さんに迷惑がかかる。自分の軽率な言動で周りの人たち、もちろん自分が一番困るけど、周りの人たちを困らせてしまうことになるんだよね。

と、軽率な書き込みが及ぼすリスクを強調しています。

相手との関係と今後

開示請求の相手については、短い期間で「急激に仲良くなった子」だそうで、最後に会ったのは2〜3年前なのだとか。「みんなが思ってるほど親友とかそういうレベルの関係の子ではなくて、昔すごい話したよねみたいな感じのお友達でした」と明かしました。視聴者から寄せられた「もともとフレネミーっぽいことしてた?」という指摘に対しては、「全くフレネミー気質なところはなくてめちゃくちゃ優しかった」と否定し、「優しかったからこそ、なおさら現実を受け止めることができなかった」と複雑な胸中を吐露しています。

「フレネミー」とは、表面上は友達のように振る舞いながら影で敵対的な行動を取る人のことで、近年若者の言葉として定着しています。

相手との今後の関係ついては「縁を切るというよりかは、もう関わらないかなと思います」と述べました。

ゆっぴは「正直もう人間不信なんですよ」と率直に語り、乗り越えるには時間が必要だとしつつも、「このことがあってから素敵なお友達と出会うこともできたし、人の温かさも知ることができた」と前を向く姿勢を見せています。同じような経験をしている視聴者に向けて、「あなたは1人じゃないです」「辛いときは1人で抱え込まずに、少しでもいいから言葉にして誰かに相談してみてください」と呼びかけ、動画を締めくくりました。

この動画のコメント欄では、

訴えられたくなくて謝ってきただけだと思う
そうじゃなきゃストレス溜まってたからって理由だけで友達を誹謗中傷するなんてしない

ここで許してしまったら、その子はまた別の誰かを傷つけそう

開示される前に自分から『実は…』って謝罪してきたならまだしも、バレてから謝罪してきてる時点で自分の事しか考えてないから許すべきではない。

など、「相手を許すべきでない」とする意見が多く寄せられていました。

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