にじさんじが公式番組内での不適切演出を謝罪

バーチャルライバーグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社が今月27日、YouTube上で公開した動画の中に不適切な内容があったとして、ツイッターで謝罪文を公開しました。

配慮に欠けた演出を謝罪

にじさんじの公式ツイッターアカウントはこの日、26日に公式YouTubeチャンネルにて公開した動画「【カリカリ】にじさんじのB級バラエティ(仮)#20【モスモス】」において、取材先の企業に対する「不適切な演出」があったことを謝罪する声明を発表。

すでに当該企業に対しては謝罪をおこなっていることも明らかにしており、「制作体制の見直しを図ると共に、改めて番組にご協力いただいている皆様への敬意を大切にし、皆様に楽しんでいただける深夜バラエティ番組を目指し、制作いたします」としています。

『にじさんじのB級バラエティ(仮)』とは

問題があったとされたのは、今月26日にプレミア公開された『にじさんじのB級バラエティ(仮)』の第20回放送。
にじさんじでは昨年12月より、グループに所属するVTuber3~4名が出演するバラエティ番組を、毎月第2・第4火曜日に放送しています。


26日の放送では、今年8月に手術を公表した「早瀬走」(登録者数19万人)にかわり初出演の「鷹宮リオン」(同42万人)が、「イブラヒム」(同40万人)と共にMCを担当。
ゲストとして、同じく番組には初出演の「夢追翔」(同26万人)と「星川サラ」(同63万人)の2人が登場していました。

不適切演出、何があった?

『にじさんじのB級バラエティ(仮)』は通常、番組制作側が用意したVTRを視聴しながら、出演するVTuberがトークを繰り広げるという形式で番組が進行しています。
この日の放送では「お麩」がテーマとなっており、「麩の菓 おふや」の商品の紹介や、お麩の制作過程を収録したVTRなどが用意されていました。

ところが肝心の放送では、初出演のゲストがVTRの視聴中に水をこぼすトラブルを起こしたり、関係のないドラマの話題で盛り上がったりと、VTRそっちのけで出演者同氏の会話に熱中するシーンが多数見られました。
スタッフからは「コイツらこの辺マジでVTR見て無いです」という指摘も入れられていますが、そうしたトークの内容はノーカットですべて放送されています。

YouTube

VTRを無視するかのような展開を見かねた視聴者からは、放送終了後に「B級バラエティ見たけど今回の内容は残念だった」「今回流石にいつも以上にVTR見て無さ過ぎて取材先の方に失礼だろ…ってあんま楽しく見れなかった…」「にじさんじのB級バラエティ結構好きなんだけど、今回のは流石に失礼過ぎんか」といった声が上がることに。
動画には27日20時時点で4400件の低評価がよせられており、これは普段の放送のおよそ20倍にあたる数となっています。

放送後のツイートも物議

また番組MCを務めるイブラヒムは、放送終了後にツイッターで「ソリ~次の収録から気をつける」と番組内での振る舞いを謝罪する投稿をおこなったものの、「ここ茶化していいとこじゃないのも未だにわからんのか」「いや謝るならちゃんと謝れって…」「本当に気をつけようとしている文章に見えない」とさらなる非難を招くことに。

にじさんじが謝罪文を公開した27日、イブラヒムも再度コメントを投稿し「出演者や企業様へのリスペクトが出来ておらず、番組内で配慮に欠けた言動をとってしまいました」「その後の謝罪に関しても(中略)更に不快な思いを与えてしまったことを大変申し訳なく思っています」と謝罪しています。