YOASOBI描いた人気イラストレーターにトレース疑惑 本人は謝罪するもトレースは否定

人気音楽ユニット「YOASOBI」(登録者数363万人)などのキービジュアルを手がけたイラストレーター「古塔つみ」(同700人)に“トレース疑惑”が上がっています。
これを受け、雑貨メーカー『マークス』では、古塔がデザインした商品が一時販売停止となりました。

本人は2月3日にツイッターを更新し、「引用・オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です」と認め、謝罪しましたが、「盗用の意図はございません」とトレースについては否定しています。

コレコレの生配信で疑惑が浮上

1月28日におこなわれた「コレコレ」(登録者数161万人)の生配信で、古塔つみの“トレース疑惑”が浮上することに。
“凸者”は、古塔の個展に訪れた際に違和感を覚え、作品の1つがイギリスの写真家デレク・リジャーズの作品に似ていることに気づいたといいます。

デレク・リジャーズの写真は、煙草を持った女性が男性に抱きついている構図のもので、これを反転させ、古塔の作品と重ねると、顔の輪郭や腕の角度、服の袖の形などが確かに一致したとのこと。
凸者はこれ以外にも、古塔の作品の中に、海外の写真家の作品などをトレースしたと疑われるイラストが数点見つかったとしています。

YouTube

凸者がツイッターを通じて古塔本人に問い合わせたところ、返答もなく、ブロックされてしまったのだとか。該当する作品はインスタグラムにも投稿されていましたが、問い合わせ後に削除されていたそうです。

ネットで炎上 コラボ作品も販売停止に

コレコレの生配信後、ネット上では古塔に対する批判が巻き起こり、炎上状態に。配信で取り上げられなかった作品についても、トレースを指摘する声が次々に上がりました。

過去に古塔のトレースの被害に遭ったというユーザーは、古塔とのやりとりを公開。
自身が投稿した写真と同じ構図のイラストを古塔がツイッターに投稿していたため、元となった写真を明記するよう求めたところ、拒否されたのだそう。
古塔はイラストの投稿を削除した上で、「このたびはご迷惑をおかけしました」と謝罪しましたが、その後「あっ、先ほどのリプは削除してください。困ります」と付け加えています。

こうした騒動を受けてか、雑貨メーカー『マークス』のウェブサイトでは、古塔がデザインした手帳カバーの情報が削除されています。

ツイッターで疑惑を一部認め謝罪

この騒動を受け、古塔は3日にツイッターを更新。

引用・オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です

と認めました。

私はかねてより写真素材や実際のモデルさんの写真を参考資料に制作することが多く、この度、話題に挙げられている中には同様の手法で制作したものもございます

と説明しつつ、

しかし、写真そのものをトレースしたことはございません。模写についても盗用の意図はございません

などと釈明しています。

https://twitter.com/cotoh_tsumi/status/1489140943768809475?s=20&t=nrKD1KY-Z0qwpwK-Sg8hmg