ジャスティン・ビーバーにテイラー・スウィフト、世界的アーティスト20人以上がYouTubeの乗っ取り被害に
4月5日、20人以上の世界的アーティストたちのYouTubeチャンネルが乗っ取られる事件が起こりました。
世界的アーティストが乗っ取り被害に
乗っ取り被害に遭ったのは、テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバー、エミネム、ドレイク、リアーナ、カニエ・ウェストなど、世界に名だたるアーティスト20人以上のYouTubeチャンネル。
これらのアカウントは、いずれも「Los Pelaos」を名乗るハッカー集団により乗っ取られたようです。
Los Pelaosは4月5日、ツイッターに「トラビス・スコットをハックした」と投稿。そこから立て続けに有名アーティストのアカウントを乗っ取ったと報告しました。
ACABAN DE HACKEAR A TRAVIS SCOTT EN YOUTUBE Y SUBEN ESTO JDJSJDJAJAJ
Free Paco Sanz pic.twitter.com/JRIEAn9Sks
— AlexisFdz (@ZyxerY) April 5, 2022

スペイン人詐欺師がふざける動画が投稿される
登録者数6820万人を持つ「ジャスティン・ビーバー」も被害を受けたひとり。ハッカーは、「Justin bieber – Free Paco Sanz (ft. Will Smith, Chris Rock, Skinny flex & Los Pelaos)」と題した動画をジャスティン・ビーバーの公式チャンネルに投稿。
投稿されたのは、スペインの詐欺師「パコ・サンス」がギターを抱えて歌ったり、ふざけたりする内容の動画を投稿するものでした。パコ・サンスは、末期がんと偽り、1万4000人以上から総額35万ユーロ(約4700万円)の援助金を騙し取ったとして2021年に有罪判決を受けた人物です。
Los Pelaosは、ツイッターを通じてハッキングしたアーティストの名前を次々と発表。そして、ときどき「次は誰がいい?」とフォロワーに投げかけたり、ハッキングされたくないアーティストにセキュリティ対応を請け負うをことをほのめかしたりしていました。
YouTubeに投稿された動画は、数千回程度視聴されたのち、削除されています。
ハッカーの目的は?
Los Pelaosと詐欺師パコ・サンスの関与は不明ですが、ツイッターではスペインの極右政党「Vox」の支持をほのめかすような投稿がされているところから、スペイン人のハッカー集団であると考えられています。
現在のところ、彼らがハッキングによって何かしらの収入を得ていることは確認されておらず、ただ有名人をからかうために計画されたものであるとみられています。
YouTubeはこの事態をまだ認めていないようですが、アーティストのビデオホスティングサービスを行っている「Vevo」は、今回の事態は既に解決しているとしたものの、セキュリティシステムの見直しを行っていると発表しました。
ハッキングをおこなった翌日、Los Pelaosはツイッターを通じてハッキングしてほしいプラットフォームを募り、政府ではなく民間企業のみを攻撃すると投稿しています。
Dadnos ideas de posibles plataformas para hackear.
No atacamos a gobiernos, solo empresas privadas.
— Los Pelaos (@lospelaosbro) April 6, 2022









