【公式】臨濟宗大本山 圓覺寺
第1973回「禪の魅力とは」2026/6/2【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨濟宗圓覺寺派管長 横田南嶺老師
- 影片類型
- 一般
- 發布日期/時間
- 2026年6月1日
- 觀看次數
- 3738回
- 點讚數
- 270
- コメント數
- -
- エンゲージメント率
- 7.2%
- データ確認日時
- 2026年6月6日 06:24
動畫概要
【サムネイル寫眞を募集しております】※概要欄下部をご覽ください。
■管長日記「禪の魅力とは」
https://www.engakuji.or.jp/blog/40368/
■Voicy
https://r.voicy.jp/gJmZRB6ymBP
■note
https://note.com/engakuji/n/na41e3432...
最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。
-------------------------------------------------
禪文化研究所主催の「生老病死・四苦八苦をどう生きるかー盤珪禪師に學ぶ「苦しまない」心」という講座は、おかげさまで充實した内容となりました。
なんといっても私自身大きな學びがありました。
その前日は、父の四十九日で、和歌山縣新宮市まで日歸りで行って歸ってきました。
鎌倉から新宮市にまで行くのは七時間近くかかるので、今まで日歸りしたことはなかったのですが、今回はその前の日も、その後も豫定が入っているので、早朝に出て夜遲く歸ることになりました。
禪文化研究所の講座の午前中は、建長寺樣の開山忌に出頭していました。
お晝に歸ってきて、そのまま午後一時から講座を務めたのでした。
そして次の日は京都に出かけました。
三日間ほどの行事を務めてきました。
毎年五月二十五日は、花園大學の創立記念日であります。
四年前の創立百五十周年の記念に、ソフトバンク社長の宮川潤一さんと公開對談をしたのでした。
それからこの總長對談が毎年續いています。
次の年には、佐々木閑先生と對談して、その次の年は栗山英樹さんと對談しました。
昨年は、京都國立博物館の元館長で、花園大學歴史博物館の館長である佐々木丞平先生と對談しました。
そして今年は、臨濟宗妙心寺派管長の山川宗玄老師をお迎えして對談させていただきました。
その日は對談のあと、花園大學の佛教學部に入って花園禪塾で學んでいる學生さんたちとの懇談會もございました。
その日はそのまま京都に泊まり、明くる日は朝から禪文化研究所で、YouTubeの撮影を行いました。
この四月から新たに白隱禪師の毒語心經を學ぶという動畫を始めています。
今回は、白隱禪師が、「摩訶般若波羅蜜多心經」のはじめの「摩訶」の二文字と、「般若」の二文字について、著語と頌を着けられているのを學びました。
「摩訶」というのは大きいという意味ですが、白隱禪師は、「多くは廣くて大きいことだと理解するが、そんなものではない。」と仰せになっています。
更に「もし小さい般若があるのならみせてもらいたい。」と説かれています。
こういう表現で大きいといっても、小さいのと比べて大きいというのではないことを示しているのです。
比較を超えたところです。
更に頌では「百億の須彌山が集まった三千大千世界、兎の新毛の先についた露のように小さいものに過ぎない。
三千世界も海の上の漚くらいなものだ」という意味の詩を作っておられます。
大小を超えた世界である「摩訶」を禪獨特の表現で表してくださっています。
撮影を終えてすぐに今度は花園大學の公開講座で話をしました。
引き續いて大學の花まつり、そして今回花園大學の硬式野球部が京滋リーグで優勝して全國大會に出場することになり、その壯行會を行いました。
そのあと和歌山縣の白濱に向かいました。
明くる日が妙心寺派和歌山教區の花園地方大會で講演をさせてもらいました。
この地方大會には、妙心寺派の管長として山川宗玄管長猊下もお見えくださることになっていました。
ですから、月曜日に山川管長猊下と對談して、次の日には白濱で夕食の相伴をさせていただき、明くる日の地方大會でもご一緒させていただくことになったのでした。
管長猊下と三日もご一緒させていただくという實に有り難いご縁となりました。
大學での公開對談で、私ははじめに禪の魅力について申し上げました。
禪を學ぶには、禪を體得された祖師の言葉を學んだり、その歴史や思想を學んだり、また禪の文化を學んだりします。
大學で學ぶことはそのようなことです。
しかし、禪の魅力はなんといってもその人物にあると申し上げたのでした。
禪を體得して禪に生きている人に觸れることが一番の學びになります。
その人の姿を拜見し、聲を聽くのです。
その雰圍氣、たたずまいから感じるものがあります。
そのように申し上げて、このたび只今の禪の世界を代表する山川管長猊下のお話を皆さんと共に拜聽したいと傳えました。
ですから對談といいましても、私が聞き手になってお話を拜聽したのでした。
山川管長猊下は昭和二十四年のお生まれですので、私よりも十五年も年上の大先輩であります。
お寺のお生まれで、埼玉大學を卒業なされ、平林僧堂の白水敬山老師について得度し、正眼僧堂に入って修行なされた方であります。
平成六年(一九九四)より正眼寺僧堂の師家と、正眼短期大學の學長をお勤めになっています。
一昨年の令和六年からは妙心寺派管長にも就任なされているのです。
出家の因縁などをうかがって正眼寺に入門された頃の話をうかがいました。
修行道場に入門するにあたって、玄關先で二日ほど頭をさげてお願いする庭詰があり、そのあと旦過詰といって一人部屋で三日から五日ほど坐禪を續けるのです。
その旦過詰の時に托鉢に行かされたという話でした。
前の晩に明くる日は托鉢にでると知らされていたそうです
ところが、その日は雨となったので、老師は托鉢はないだろうと思っていたところ、雨でも行くのだと言われました。
合羽を着けて雨の中を片道十五キロも歩いて托鉢に行かれたそうです。
合羽をつけても雨水は容赦なく入り込んできます。
全身ずぶ濡れになってしまいます。
どこまで歩くのかも分からず、ただ先輩について行くだけです。
そんなたいへんな状況の中で老師は、途中でふっと心が切り替わったと仰せになっていました。
「どうせ濡れるのなら、プールの中で泳いでいるようなものだ。このまま行けるところまで行こう」と思ったというのです。
その瞬間、不思議と苦しさが消え、氣持ちが輕くなったといいます。
一軒一軒、言われた通りに托鉢を續け、氣がつくと無事に終わっていて雨も上がっていたのでした。
ずぶ濡れだった衣も乾いていたというのです。
足は血だらけになっていたといいますから、いかに過酷だったかが分かります。
そんな状況でも心が變われば、苦痛ではなくなるという話でした。
修行とは單に苦しみに耐えることではなく、自分の心の持ち方が變わることで、苦しみそのものの意味が變わることなのだと、老師のお話を拜聽していて感じました。
それでもそんな過酷な中で氣がつかれるのですから、身體も丈夫であり、類い希な精神力もお持ちの方だと思いました。
對談は一時間半を超えるほどになったのですが、いろんなお話を聞き出すことができました。
大勢の方が聞きに來てくださっていました。
この對談は後日花園大學公開講座のYouTubeで公開される豫定です。
横田南嶺
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【サムネイル寫眞の募集】毎日の管長日記と呼吸瞑想
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この度「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」につきまして、皆さまからのサムネイル寫眞を募集いたします。
いただいた寫眞を「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」のサムネイルとして使用させていただきます。
■撮影對象場所
臨濟宗大本山 圓覺寺山内
■應募内容
・山内のお勸めスポット
・季節や時間帶で變わる圓覺寺の風景
など、皆さまのお氣に入りの寫眞をお送りください。
また、お一人さま何枚でもお送りいただけます。
■撮影について
カメラは横向きで撮影お願いいたします。
■應募方法
下記のメールアドレスに必須情報をご記入の上、寫眞データをお送りください。
※ファイルサイズは25MB以下とします。
【應募必須情報】
・お名前
・フォトネーム (寫眞を使用させていただいた場合、YouTube概要欄に記載するお名前です。)
・撮影した場所
・撮影日 (不明な場合は記載なしで構いません。)
【應募メールアドレス】
[email protected]
■應募條件
應募者がすべての著作權を有している寫眞に限ります。
應募者ご自身が圓覺寺山内で撮影した寫眞であれば問題ございません。
ただし、被寫體に人物が含まれている場合は、事前に承諾を得るなど、肖像權の侵害等が生じないようご確認ください。
■著作權及び著作者人格權の取扱いについて
お送りいただいた寫眞データについては、應募の送付をもって、著作權を圓覺寺に讓渡いただきます。また、寫眞データの利用にあたっては、應募の送付をもって、應募者樣が著作者人格權(YouTube、SNS、Webコンテンツ、印刷物等に圓覺寺が寫眞を利用する際の氏名表示の可否及び寫眞の翻案、改變、加工、その他の形式で利用する場合の同一性保持の可否等)を行使されないことに承諾いただいたものとします。
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#管長日記, #呼吸瞑想, #毎日更新
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■Voicy
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■note
https://note.com/engakuji/n/na41e3432...
最後に一日のはじまりを整える、呼吸瞑想がございます。
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禪文化研究所主催の「生老病死・四苦八苦をどう生きるかー盤珪禪師に學ぶ「苦しまない」心」という講座は、おかげさまで充實した内容となりました。
なんといっても私自身大きな學びがありました。
その前日は、父の四十九日で、和歌山縣新宮市まで日歸りで行って歸ってきました。
鎌倉から新宮市にまで行くのは七時間近くかかるので、今まで日歸りしたことはなかったのですが、今回はその前の日も、その後も豫定が入っているので、早朝に出て夜遲く歸ることになりました。
禪文化研究所の講座の午前中は、建長寺樣の開山忌に出頭していました。
お晝に歸ってきて、そのまま午後一時から講座を務めたのでした。
そして次の日は京都に出かけました。
三日間ほどの行事を務めてきました。
毎年五月二十五日は、花園大學の創立記念日であります。
四年前の創立百五十周年の記念に、ソフトバンク社長の宮川潤一さんと公開對談をしたのでした。
それからこの總長對談が毎年續いています。
次の年には、佐々木閑先生と對談して、その次の年は栗山英樹さんと對談しました。
昨年は、京都國立博物館の元館長で、花園大學歴史博物館の館長である佐々木丞平先生と對談しました。
そして今年は、臨濟宗妙心寺派管長の山川宗玄老師をお迎えして對談させていただきました。
その日は對談のあと、花園大學の佛教學部に入って花園禪塾で學んでいる學生さんたちとの懇談會もございました。
その日はそのまま京都に泊まり、明くる日は朝から禪文化研究所で、YouTubeの撮影を行いました。
この四月から新たに白隱禪師の毒語心經を學ぶという動畫を始めています。
今回は、白隱禪師が、「摩訶般若波羅蜜多心經」のはじめの「摩訶」の二文字と、「般若」の二文字について、著語と頌を着けられているのを學びました。
「摩訶」というのは大きいという意味ですが、白隱禪師は、「多くは廣くて大きいことだと理解するが、そんなものではない。」と仰せになっています。
更に「もし小さい般若があるのならみせてもらいたい。」と説かれています。
こういう表現で大きいといっても、小さいのと比べて大きいというのではないことを示しているのです。
比較を超えたところです。
更に頌では「百億の須彌山が集まった三千大千世界、兎の新毛の先についた露のように小さいものに過ぎない。
三千世界も海の上の漚くらいなものだ」という意味の詩を作っておられます。
大小を超えた世界である「摩訶」を禪獨特の表現で表してくださっています。
撮影を終えてすぐに今度は花園大學の公開講座で話をしました。
引き續いて大學の花まつり、そして今回花園大學の硬式野球部が京滋リーグで優勝して全國大會に出場することになり、その壯行會を行いました。
そのあと和歌山縣の白濱に向かいました。
明くる日が妙心寺派和歌山教區の花園地方大會で講演をさせてもらいました。
この地方大會には、妙心寺派の管長として山川宗玄管長猊下もお見えくださることになっていました。
ですから、月曜日に山川管長猊下と對談して、次の日には白濱で夕食の相伴をさせていただき、明くる日の地方大會でもご一緒させていただくことになったのでした。
管長猊下と三日もご一緒させていただくという實に有り難いご縁となりました。
大學での公開對談で、私ははじめに禪の魅力について申し上げました。
禪を學ぶには、禪を體得された祖師の言葉を學んだり、その歴史や思想を學んだり、また禪の文化を學んだりします。
大學で學ぶことはそのようなことです。
しかし、禪の魅力はなんといってもその人物にあると申し上げたのでした。
禪を體得して禪に生きている人に觸れることが一番の學びになります。
その人の姿を拜見し、聲を聽くのです。
その雰圍氣、たたずまいから感じるものがあります。
そのように申し上げて、このたび只今の禪の世界を代表する山川管長猊下のお話を皆さんと共に拜聽したいと傳えました。
ですから對談といいましても、私が聞き手になってお話を拜聽したのでした。
山川管長猊下は昭和二十四年のお生まれですので、私よりも十五年も年上の大先輩であります。
お寺のお生まれで、埼玉大學を卒業なされ、平林僧堂の白水敬山老師について得度し、正眼僧堂に入って修行なされた方であります。
平成六年(一九九四)より正眼寺僧堂の師家と、正眼短期大學の學長をお勤めになっています。
一昨年の令和六年からは妙心寺派管長にも就任なされているのです。
出家の因縁などをうかがって正眼寺に入門された頃の話をうかがいました。
修行道場に入門するにあたって、玄關先で二日ほど頭をさげてお願いする庭詰があり、そのあと旦過詰といって一人部屋で三日から五日ほど坐禪を續けるのです。
その旦過詰の時に托鉢に行かされたという話でした。
前の晩に明くる日は托鉢にでると知らされていたそうです
ところが、その日は雨となったので、老師は托鉢はないだろうと思っていたところ、雨でも行くのだと言われました。
合羽を着けて雨の中を片道十五キロも歩いて托鉢に行かれたそうです。
合羽をつけても雨水は容赦なく入り込んできます。
全身ずぶ濡れになってしまいます。
どこまで歩くのかも分からず、ただ先輩について行くだけです。
そんなたいへんな状況の中で老師は、途中でふっと心が切り替わったと仰せになっていました。
「どうせ濡れるのなら、プールの中で泳いでいるようなものだ。このまま行けるところまで行こう」と思ったというのです。
その瞬間、不思議と苦しさが消え、氣持ちが輕くなったといいます。
一軒一軒、言われた通りに托鉢を續け、氣がつくと無事に終わっていて雨も上がっていたのでした。
ずぶ濡れだった衣も乾いていたというのです。
足は血だらけになっていたといいますから、いかに過酷だったかが分かります。
そんな状況でも心が變われば、苦痛ではなくなるという話でした。
修行とは單に苦しみに耐えることではなく、自分の心の持ち方が變わることで、苦しみそのものの意味が變わることなのだと、老師のお話を拜聽していて感じました。
それでもそんな過酷な中で氣がつかれるのですから、身體も丈夫であり、類い希な精神力もお持ちの方だと思いました。
對談は一時間半を超えるほどになったのですが、いろんなお話を聞き出すことができました。
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この度「毎日の管長日記と呼吸瞑想ラジオ」につきまして、皆さまからのサムネイル寫眞を募集いたします。
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■撮影對象場所
臨濟宗大本山 圓覺寺山内
■應募内容
・山内のお勸めスポット
・季節や時間帶で變わる圓覺寺の風景
など、皆さまのお氣に入りの寫眞をお送りください。
また、お一人さま何枚でもお送りいただけます。
■撮影について
カメラは横向きで撮影お願いいたします。
■應募方法
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※ファイルサイズは25MB以下とします。
【應募必須情報】
・お名前
・フォトネーム (寫眞を使用させていただいた場合、YouTube概要欄に記載するお名前です。)
・撮影した場所
・撮影日 (不明な場合は記載なしで構いません。)
【應募メールアドレス】
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