「日本が“繁殖ビザ”発行」のデマ巡り炎上の河合ミナがYouTuberの動画に出演 問題の動画はネタをコピーしただけと釈明
「日本が“繁殖ビザ”発行」のデマを巡って炎上している女性インフルエンサーの「河合ミナ」が、YouTuberのインタビュー動画に出演しました。
「日本が“繁殖ビザ”発行」のデマ拡散を巡って河合への批判が殺到
今年5月、アメリカの黒人女性インフルエンサー「Tasha K」(登録者数126万人)は生配信で「黒人男性のあなた!日本があなたを必要としています!」と呼びかけ、日本が黒人男性に日本人女性を妊娠させて人口減少を食い止めようとしていると語りました。この動画は複数のSNSで拡散され、いつしか「日本人女性を妊娠させる黒人男性に1000万円を支給する」などと置き換わってデマが徐々に広がることに。SNSではTasha Kへの批判が寄せられ、ファクトチェックプラットフォームが事実ではないと否定する事態にもなりました。
そんな中、このデマの発端は2018年にネットニュースサイト「SORA News24(ソラニュース24)」がエイプリルフールネタとして投稿した記事の可能性が高いことが判明します。ソラニュース24は、日本のネットニュースサイトである「ロケットニュース24」の英語版サイトです。記事では、高齢化や出生率の低下など日本の人口問題が指摘され、日本政府が「繁殖ビザ」を外国人居住者に発行する予定だと紹介されていました。
デマへの批判が高まる中、SNSではその矛先が女性インフルエンサーの河合ミナに集中し始めます。TikTokで約40万人のフォロワーを持ち、流暢な英語で日本の女性についての情報などを発信する河合は、今年4月に投稿したTikTok動画で「日本人は絶滅しつつある」としたうえで、「あなたたちが私たちを助けるためにできることが一つあります。それは日本人と子作りすることです」「日本に来て私たちを助けてください」などと呼びかけていました。
この動画が拡散されると、「あなたの発言のせいで日本人女性が危険な目に遭ったらどうしてくれるんですか」「よく良く考えて発言しましたか? ネタなら他人がどうなろうと構わない感じですか?」と怒りが殺到しました。
河合は自身を日本人だとしており、日本からオーストラリアに移住したと説明しています。日本のパスポートも証拠として見せていますが、顔写真が載ったページが公開されていないためか、「真偽不明の身分証明をチラ見せ、これでは何も証明できない」という指摘が。他にも、ファッションやメイク、麺類を食べる様子が日本人らしくないとして外国人が日本人を装っていると疑う声も上がっています。これ以外にも、この女性が成人向けサイトに自身の性的な写真を投稿していたことも判明しており、こちらも物議を醸す事態となっています。
しかしユーチュラ編集部で確認した限りでは、河合が投稿したTikTok動画内には繁殖ビザや政府からの報酬、人種に触れる部分はなく、単に日本人との子作りと日本への来訪を呼びかけているだけでした。ところが河合への批判は繁殖ビザのデマを流布したという文脈で捉えられており、「デマを拡散したというデマ」が広がっていると言えなくもない状況でした。
@maypowpow0 Can you help us?🥺✨💕 #populationdecline #japan #passportbros #immigration #japanesegirl ♬ original sound – Mina Kawai 河合ミナ
他のインフルエンサーのネタを使用しただけと釈明
そんな河合が8月28日、時事ニュース系YouTuberの「プク太」(登録者数8.1万人)のインタビュー動画に電話出演。ネット上の疑惑や憶測について回答しました。
まず河合は「この度は皆様に不快な思いや怖い思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪。そのうえで、自身はTasha Kとの関わりは一切ないと断言します。現在はオーストラリアに住んでいるという河合。これ以上の個人情報の漏洩を避けるために証拠の提示はしなかったものの、日本生まれの日本育ち、生粋の日本人であると強調しました。
問題となっている動画を作成した経緯については、「他のTikTokerの台本をコピーしてその国籍を日本に変えただけです」と語り、「トレンドにのった投稿」だったと説明します。しかしオリジナル動画はすでに削除されているそうで、「証明できないからこそ本当に言い訳って思われてしまうっていうのはある」「それはもう真摯に受け止めて、申し訳ないという気持ちです」と反省の弁を述べます。
河合は、TikTokの動画の中で日本に来るようには呼びかけているものの人種や性別については全く触れておらず、さらに子作りやレイプにも言及していないと強調。黒人男性に日本に行くように呼びかけたTasha Kの主張と同様に扱われていることに戸惑いを見せます。
「ね〜え、ビザちょうだい?」と発している別の動画についても「私がビザを欲しいだけ」だと釈明。これにはプク太も「そういうことなんですよね」と納得し、都合よく切り取られて拡散されている「ネットの怖さ」だとコメント。元の動画を見れば「ミナさんが日本人としてビザをくださいと言ってるんだから、今回の妊娠ビザの件とは全く別の話をしているというのは冷静に見ればわかるはず」と語ります。これに河合は「(このネタも)日本人がインスタグラムでやってたものを私はコピーしただけ」と付け加えました。
自身の動画は海外に向けたものであり、自身の影響力も大きくないと河合は考えていたそうで、認識の甘さについては素直に非を認めて謝罪します。日本と海外ではお笑いに使えるジョークが異なるためコメディのつもりで日本のステレオタイプの一部を誇張したといい、日本の人たちの気持ちを考慮できていなかったと釈明します。
「その人はなぜ叩かれてないのに、なんで私だけ」
現在河合には殺害予告が届いたり、河合や知人の個人情報が拡散され誹謗中傷を受けているそう。プク太は「一線だけは越えちゃダメですよ」と誹謗中傷や脅迫は控えるよう呼びかけます。
今後については、一旦は活動を自粛するものの「自分の影響をしっかり認識して、皆様にいただいた意見を参考にして(活動を)続けさせていただければ」と語る河合。その一方で、自分と同じネタを投稿している人たちは批判されず自分だけが批判の的になっていることに「その人はなぜ叩かれてないのに、なんで私だけとはちょっと思ってます」と不満も見せています。
河合は最後に改めて日本の人たちに向けて謝罪し、「今後はこのようなことが起こらないように努めます、すみません」と涙ながらに述べました。
コメント欄には「悪意があるなしではない。その口から吐いたことに責任を持て」「泣きたいのは国内の女性たちだわ なんでてめえが泣いてんだよ」「何だこの被害者ムーブは。日本人だパロディだったと言われてもね。晒し上げられても全く同情できない」と厳しい声が寄せられています。










