双子を出産したYouTuberが「娘には片足がありませんでした」と告白 前向きな姿勢に感動の声

1月18日、夫婦YouTuberの「けんじとあかり」(登録者数17万人)が「【先天性下肢欠損】生まれてきた娘には片足がありませんでした。」と題した動画を公開。娘が複数の障害をもって生まれたことを明かしました。

生まれつき右足のない娘

「けんじとあかり」は夫「けんじ」と妻「あかり」による夫婦チャンネルで、2021年に活動を開始しました。2022年には車中泊をしながら日本一周を達成。現在は関西を拠点に、全国各地を旅する動画を投稿しています。

2人は今月11日の動画で、双子を出産して4人家族になったと報告しました。双子は2人とも女の子で、第1子が「ゆーちゃん」、第2子が「きーちゃん」と呼ばれています。

けんじとあかりは18日の動画で、「内容としてはちょっと重たい話になるかもしれないんですが」と前置きし、

きーちゃんには先天性の身体障害があります

と告白。きーちゃんには複数の障害があり、生まれつき右足のほとんどが欠損していること、左足の足首から先が内に向いている内反足であること、手の指が一部欠損していたり短い部分があることを明かしました。

けんじとあかりいわく、きーちゃんはおそらく、絞扼輪(こうやくりん)症候群もしくは羊膜索(ようまくさく)症候群だとのこと。絞扼輪症候群と羊膜索症候群はともに妊娠初期に発生する疾患で、羊膜が破裂して形成された羊膜索が胎児の手足に絡みつき、縛ったりすることで奇形を引き起こします。

きーちゃんのように右足がほとんど欠損するのは稀で、それに加えて左足や手の指にも疾患があるケースは本当に珍しいとあかりは話しました。

けんじは今後家族の動画を投稿するうえで、

必然的にきーちゃんのことも映し、足がないとか、手の指に障害があるとかはもう映るところなので、皆さんをびっくりさせないように事前にお伝えしたほうがいいかなと思ってお話しております

と、公表した理由を語りました。また、先天的に足が欠損しているケースは珍しく、ネットで情報が出てこなかったというあかりは、

YouTubeで発信することで、誰かの参考とか、自分たちも参考になったらいいなと思っています

と述べています。

妊娠中期での障害発覚

きーちゃんに障害があると分かったのは、妊娠19週目のときにスクリーニングエコーで体内の赤ちゃんの様子を見たときだったそう。

性別を確認するためにスクリーニングエコーを受診したところ、右足がないと医師から告げられた、あかりは大きなショックを受けたとのこと。サプライズで性別を発表をしてもらうため、別室で待っていたけんじのもとに、あかりは号泣して戻ってきたそうです。

障害があると分かった直後は

なんでなんやろうとか、なんか食べ物が悪かったんかなとかいろいろ考えてたんですけど

と、振り返るけんじ。しかし、医師からは原因不明のため、考えないほうがいいと言われたそう。「そうは言われても考えちゃう」というけんじですが、

2人でいろいろ話し合って、後ろ向いててもしょうがないんで、前向きにいろいろ捉えていこうという話をしました

と語りました。

出産までに心の準備ができた

けんじとあかりは、

実際生まれてから手の障害とか(追加で)わかったんですけど、正直心の準備というか、足がないと告げられた日から時間もあったし、今後(追加で)何かあるかもしれないっていうのはもう2人で話してたので

と、出産までに心の準備ができていたと述べました。あかりは

生まれてからのほうがすっきりしたというか。
(生まれる前は)「どうなってるんかわからん」ってずっと言われてて、妊娠中も何回も妊娠検査でエコーするたびに、「もしかしたら新しい情報わかるかも」みたいな感じで病院行ってたんですけど、結局19週目のエコーから追加でわかることは何もなくて。
後は生まれてからですっていうのを毎回毎回言われてて、大丈夫かなみたいな

と、妊娠中のモヤモヤが出産して晴れたと振り返りました。

左足の内反足については、現在ギプスによる治療を開始しているとのこと。右足の義足を作るのかどうかは、通常の赤ちゃんが歩けるようになる1歳の頃に判断するとのことです。

けんじとあかりは

こういう話をすると聞いている方からすると、かわいそうやなとか、障害があって不幸やなと思う方もいらっしゃるかもしれないんですが、僕たちはそうは思ってなくて。

実際今後きーちゃんが大きくなって生きていく上で、不便であったりかわいそうな部分っていうのは出てくるとは思うんですが、だからといってこの子の人生がかわいそうなものになるのかって言われると、それは違うと思ってます。不幸になるかと言われてもそれも違うと思います。

不便な部分はあるんですけど、不幸にはならないと思ってますし、僕たちが親としてこの子が不幸な人生を歩まないように精一杯一緒に頑張って生きたいと思ってます。

なので皆さんにも特別に配慮してほしいとか、気を使ってほしいとかっていうのは一切なくて、もう普通に他の赤ちゃんと同じように接してもらえたらなって思ってます。
もしかしたら皆さんの周りにも身体障害持ってる方いるかもしれないんですけど、多分みんなそう思ってると思います。

と、前向きな姿勢を見せました。

この動画は2日間で100万回以上再生され、注目を集めています。

コメント欄では「公表するってスゴい勇気あってのことだと思います。応援しています」「沢山泣いて今の素敵なご両親になられたんだと思います」「けんじさんの言葉『不便な部分はあるが、不幸にはならない』が、心に刺さりました」など、2人の前向きな姿勢に感動したという声が多く寄せられています。

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