ボドカ率いるRIDDLE、シャドバ部門に新加入のMURA選手が“いじめ配信”で炎上 ドラフト結託疑惑も浮上

プロeスポーツチーム「RIDDLE ORDER」(登録者数5万人)のShadowverse部門に新加入した「MURA」(同8000人)選手が、配信中の不適切な発言やドラフトでの結託疑惑により炎上しています。RIDDLEオーナーの「ボドカ」(同95万人)も配信で謝罪し、運営のShadowverse Premier Series公式も声明を出す事態に発展しました。

チーム加入後の配信で別の選手をこき下ろす

デジタルカードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond(以下:シャドバWB)』では、今年7月から新たな公式プロリーグ「Shadowverse Premier Series 26-27」の開幕が予定されています。年間優勝賞金1億円を8チームで争うこのリーグでは、公募されたプレイヤーの中から「選手からの逆指名」「ドラフト会議」「オーディション選考」といった形態で各チームが選手を獲得できる制度があります。

4月3日、Shadowverse Premier Series 26-27のドラフト会議が開催されました。この日、元プロプレイヤーであったMURAは逆指名制度を利用してRIDDLEへ加入することが決定しました。MURAは旧リーグにあたるRAGE Shadowverse Pro League(RSPL)を2連覇した経歴があります。同じドラフト会議では、「加藤純一」(同130万人)が率いる「MURASH GAMING(ムラッシュゲーミング)」(同2万人)に「Spicies(スパイシーズ)」(同3万人)選手がドラフト4巡目で加入しました。

騒動の発端となったのは、翌4月4日におこなわれたMURA選手の個人配信です。MURA選手はこの配信の中で、MURASH GAMINGに加入したばかりのSpicies選手の配信を無断でミラーしながら、視聴者とともにこき下ろしました。入団したばかりのSpiciesが他のチームメンバーと会話しているときには、「スパ(Spiciesの通称)が喋らないほうが良いと思うわ、俺」「スパの実績と巡目が足引っ張ってるよな」などと発言しています。

さらに同じ配信の中でSpiciesが、「(プロ生活)終わったと思ってた」と指名直前の心境を明かすと、MURAは「終わってほしかったな〜」と不満げに発言。さらにMURAは「アイコンタクトをとってポチしてますから」「『俺達は大丈夫だ、選んでない』つって」など、他チームに所属している選手と合図を交わしていた旨の発言をし、Spiciesの指名を結託して回避しようとしていた疑惑が噴出しています。

MURAの発言については「選手同士のプロレス」とみる見方もあったものの、視聴者と一緒に批判を重ねる構図は「いじめ配信」として受け止められ、SNSでは批判の声が集まっています。特にシャドバWB公式が発表した選考基準には、実績やプレイスキルの他、対戦相手や関係者すべてに敬意を持った行動を求める「人間力」という項目があることから、MURAのプロ選手としての適正を疑う声が多く上がりました。

騒動の影響はSqLAやボドカにも

さらに炎上に拍車をかけたのが、MURA選手のメンバー限定Discordサーバーから流出した発言でした。そこには「なんも意識せず配信してたからよりめんどくせぇ立場になっちまった」「とりあえずオタクさん式平謝りでもしとくか俺も悪いとは思ってんねんそーりー」といった書き込みが残されており、反省の姿勢が見られないとしてさらなる批判を招きました。

Shadowverse Premier Seriesの公式Xは4月5日に声明を発表し、「SNS等で拡散されているMURA選手の発言に関する事案について、運営側で現在、事実確認を行っております。確認された事実を踏まえ、規程等に則り厳正に対応してまいります」と表明。
なお、同リーグの公式規程では、他の参加チームの選手に対する暴言やハラスメント、煽り等の非紳士的行為や誹謗中傷への加担などが禁止事項として定められています。

騒動を受けて、RIDDLEも4月6日に公式Xで声明を発表。「RIDDLE Shadowverse部門所属のMURA選手による発言について、事実関係の確認を含め、Cygames様及び運営事務局様と連携して対応を進めている」とし、本件を重大な問題として認識していると表明しています。RIDDLEオーナーであるボドカも自身の配信で謝罪を行い、「契約解除も辞さない」と厳しい姿勢を示しました。
影響はチーム内の他メンバーにも及んでいます。RIDDLE所属のストリーマーである「SqLAさくら」(同31万人)は、ドラフト会議にRIDDLE側の選考役として出席しており、MURA選手の獲得に直接関わった立場でした。炎上の矛先がSqLAにも向けられた結果、翌日に出場予定だったApex Legendsの大型イベント「VCC APEX」への参加を急遽辞退する事態となっています。

SNSでは、「いろんなところに迷惑かけてるけど1番可哀想なのはさくら…」「早々にこんな事で迷惑かけてる時点でアウトだろ」「RIDDLE採用担当がマズい気が」といった反応が寄せられていました。