登録者800万人超のマイクラ系YouTuber、「技術的保護手段の回避」でメインアカウントBAN――今月中での引退に言及
人気ゲーム『マインクラフト』のアニメーションを投稿する「カムーイ」(登録者数817万人)が、メインアカウントをBANされたことを明かしました。この影響でメインチャンネルの「カムーイ」にアクセス制限が及んでいるといい、本人は「今月をもってYouTubeでの活動を引退することを考えている」と綴りました。
まいぜん風アニメで急成長したカムーイ
カムーイは、2021年1月にチャンネルを開設し、マイクラ系の人気チャンネル「まいぜんシスターズ」(同323万人)のキャラクターを題材にしたアニメを投稿しているクリエイターです。まいぜんシスターズの二次創作ガイドラインに準拠した非公式チャンネルでありながら、子どもから大人まで楽しめるノンバーバル(非言語)スタイルのアニメーション動画で支持を集め、累計再生回数は28億回を超えるまでに成長しました。
チャンネル登録者817万人は、ユーチュラに登録されているマインクラフト系チャンネルとしてはトップの登録者です。ノンバーバルということで、海外のファンからも高い人気を得ているチャンネルです。
エイプリルフール動画をメインチャンネルに投稿後、サブチャンネルに移動か
事の発端は、4月1日にカムーイがメインチャンネルに投稿したエイプリルフールの”釣り動画”だったようです。「【まいくらアニメ】妹がウシ娘になってしまった結果?!【まいくらシスターズ・マインクラフト】」と題されたこの動画は、マインクラフトのキャラクターの胸を強調し、牛耳やしっぽをつけた際どいキャラクターデザインと、ミスリーディングなサムネイルを含む内容でした。

カムーイは同日、Xでこの動画が不評だったことに言及した上で、「ちなみに動画は消してサブ垢に移動させます」と投稿。メインチャンネルから動画を削除し、自身のサブチャンネル「青いスティーブ」にアップロードしたようです。
なお、メインチャンネル側の元動画のページを開くと、「この動画はアップロードしたユーザーにより削除されました」と表示されており、ポリシー違反で削除されたわけではなく、自主的に削除したとみられます。
「技術的保護手段の回避」でメインアカウントがBAN
カムーイは4月9日にXを更新し、サブチャンネルがポリシー違反によりBANされたと報告しました。
カムーイはYouTubeから届いたメールを投稿しており、そこには「技術的保護手段の回避に関するポリシー」によりチャンネルが削除された旨が記載されていました。
YouTubeの公式ヘルプ「その他のポリシー」では、「技術的保護手段の回避」について以下のような記載があります。
YouTube の利用規約への違反により過去に削除されたコンテンツ、現在制限を受けているチャンネルのクリエイターが作成したコンテンツ、または停止処分を受けたクリエイターが作成したコンテンツを投稿することは、同利用規約に基づいて技術的保護手段の回避とみなされます。(YouTubeヘルプ)
つまり、チャンネルがBANされたユーザーが別のチャンネルを使って活動を続けたり、削除されたコンテンツを再投稿したりする行為が「技術的保護手段の回避」にあたるということです。
カムーイ本人は、「エイプリルフールに投稿した釣り動画の影響」でBANされたとの考えを示しており、なぜYouTube側が「技術的保護手段の回避」を理由として示しているのかは不明です。
登録者800万人超のカムーイにも波及
カムーイにとって深刻なのは、「青いスティーブ」がメインアカウントで運用されていたことでした。
YouTubeでは1つのGoogleアカウントの下に「ブランドアカウント」を作成することで、複数のチャンネルを運営することができます。チャンネルとしては別々に見えるものの、大元のGoogleアカウントは共通しているため、1つのチャンネルがBANされた場合、同じGoogleアカウント配下にある他のチャンネルにも影響が及ぶ可能性があるのです。
カムーイのケースでは、「青いスティーブ」はチャンネルとしてはサブチャンネルにあたりますが、カムーイが普段使いしていたGoogleアカウント――つまりメインアカウントで運営されていました。このメインアカウントがBANされたことで、登録者800万人超のチャンネルにまでアクセス制限がかかったようです。カムーイは現状について
現在は管理用アカウントでのみログインできる状態になっています。現時点では活動自体は不可能ではありませんが、このまま続けた場合、高い確率でカムーイのチャンネルにも影響が及ぶ可能性があります。
と説明しています。
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