カバー、赤井はあとの段階的な活動再開を発表 まずは代理投稿による動画投稿から

カバー株式会社は4月16日、活動を休止していたホロライブ所属VTuber「赤井はあと」(登録者数157万人)について、段階的に活動を再開すると発表しました。

深夜の号泣配信が波紋

赤井はあとは2025年10月28日深夜から翌朝にかけて長時間の生配信を実施し、過去に精神病院の隔離病棟に1カ月入院させられていたことを告白。警察に取り押さえられた際の恐怖や、隔離病棟での過酷な生活を涙ながらに振り返りました。

さらに、自身の命が狙われているという趣旨の発言や、「カバーに飼い殺されて生きてるんですよね、私」「この配信消されてもいいよ。でも言いたいこと言うよ」と運営への強い不満を吐露。無給で動画制作を続けていたことも明かし、「脅されて脅されて脅されて脅されて、脅されて生きてんだよ」と嗚咽する場面もありました。ホロライブ内での孤立感にも触れ、「仲間外れ楽しくてしょうがないよねぇ」「7年ぐらい自分で作らないとグループに入れさせてもらえなかった」と訴えるなど、普段の明るいキャラクターからは想像できない姿にSNS上では衝撃が走りました。

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カバーが活動休止を発表、風説の流布にも警告

この配信を受け、カバーは10月31日に公式声明を発表。本人の精神状態を踏まえたうえで家族と協議し、体調の回復を最優先として休養に入る判断に至ったと説明しました。配信での発言は精神的に不安定な状態でのものだったとし、アーカイブを削除したことも報告しています。

同時にカバーは、配信内の発言が切り取られ恣意的に拡散されている状況を問題視。特に「いじめ」があったかのような表現については発言の曲解によるミスリードだと注意喚起し、他の所属タレントへの誹謗中傷に対しては発信者情報開示請求や訴訟を含む法的措置を講じる姿勢を示しました。

赤井本人のXも担当マネージャーにより更新され、「赤井はあとですが、体調を考慮し、ご家族と協議のうえ活動をしばらくお休みする運びとなりました」と報告されています。

活動休止中も、休止前に収録・編集されたコンテンツが担当マネージャーの代理投稿という形でYouTubeチャンネルに公開され続けていました。2025年12月24日には「天音かなた」(同)の配信に声だけ出演し、天音が「無理しないでね」「ゆっくり休んでまた元気になって」と声をかける場面もあり、ファンの間では復帰を待ち望む声が続いていました。

本人・家族との協議を経て、無理のない範囲から再始動

カバーの発表によると、復帰にあたっては本人および家族との協議を重ね、心身の状態を最優先に考慮した上で活動再開に向けた準備を進めることで合意したとのこと。その第一歩として、まずは代理投稿による動画投稿など無理のない範囲での活動から開始し、状況を見守っていくとしています。

SNSでの発信やライブ配信といった本格的な再開時期については、本人のコンディションを慎重に見極めながら順次検討していく方針です。カバーは「活動の完全復帰までは今しばらくお時間をいただく」とした上で、ファンに対して「彼女の新たな一歩を温かく見守っていただければ幸いでございます」と呼びかけました。また、本件に関してタレント本人や他の所属タレントへの直接の問い合わせは控えるよう、改めて注意を促しています。

赤井はあとは2018年にホロライブ1期生としてデビュー。「はあちゃま」の愛称で親しまれ、型破りな企画や独自のセンスで多くのファンを獲得してきました。オーストラリアでの留学経験があり、流ちょうな英語を話すことから海外ファンも多いのが特徴です。2023年3月にも体調不良で活動を休止し、同年11月に復帰した経緯があります。今回の段階的な再開が、完全復帰への確かな一歩となるか、注目が集まります。