ナポリの窯、ヒカルのタモリ発言めぐる騒動で声明 謝罪表明の「ナポリの窯ユニオン」は「外部団体」 法的措置も明言
宅配ピザチェーン「ナポリの窯」公式Xアカウントが4月30日、取締役を務める「ヒカル」(登録者数約477万人)のタモリに関する発言をめぐる一連の騒動について声明を発表しました。
ヒカルの発言を批判し本人に代わって謝罪したとされる「ナポリの窯ユニオン」について、同社は「外部団体」と位置付け、その内容は自社の公式見解ではないと否定したうえで、誹謗中傷や虚偽情報の拡散に対して法的措置を行使する方針を明らかにしています。
ナポリの窯ユニオンが本人に代わり謝罪
事の発端は、4月20日にヒカルが公開した動画でした。実業家の桑田龍征とともに、ゲストにカジサックを招いて展開されたトークの中で、ヒカルはタモリについて「ずっと昔から思ってたんですけど、タモリさんって全く面白くない」と切り出し、「回すのうまいとか分かるんですけど、面白くはないんじゃないかな」「面白いとはまた違う領域にいる人なんだろうな」と持論を展開。これに対しカジサックも「俺は正直…そんなですよ」と同調する場面があり、切り抜き動画がSNS上で拡散されると、ヒカルとカジサックの両者に対し批判の声が相次ぐ事態となりました。
こうした流れを受けて、4月22日には「ナポリの窯ユニオン」を名乗る団体が、労働組合のプラットフォーム「ミンナのユニオン」上で「誹謗中傷に関するお詫び」と題した声明を公表。ヒカルの発言を「公然大衆に対し不適切かつ配慮を欠いた発言」と問題視したうえで、本人に代わってタモリや関係者、ファンへの謝罪文を掲載しました。さらに同月25日にも追加声明を発表し、同社に対する誹謗中傷が殺到している状況などにも言及。創業者・故宮下雅光氏とタモリとの長年の親交や、ヨットレース「タモリカップ」への協賛、コラボメニューの販売といった経緯を踏まえての謝罪と受け止められ、この異例の対応は大きな話題を呼んでいました。
ナポリの窯公式が「外部団体」と否定し、法的措置を明言
そして4月30日、ナポリの窯は公式ウェブサイト及びXアカウントで「弊社役員の発言および第三者による投稿に関するお知らせとお願い」と題する声明を発表しました。冒頭では、取締役・前田圭太(ヒカル)の動画プラットフォーム上での発言に関連し、SNS等で多くの意見が寄せられている現状について言及。そのうえで、「発言の断片的な引用や、事実とは異なる解釈に基づく情報の拡散」が見受けられるとし、
事実に基づかない誹謗中傷、名誉毀損に該当する投稿、および虚偽情報の拡散等、弊社の業務を著しく妨害する行為に対しては、弁護士等と連携し、刑事・民事の両面から、あらゆる法的手段を行使する所存です
との強い姿勢を示しました。
そして本声明の最大の焦点となっているのが、「ナポリの窯ユニオン」を称する団体への言及です。同社は、
「ナポリの窯ユニオン」を称する外部団体のウェブサイト等において、弊社の公式見解であるかのような記述がなされておりますが、これらは弊社が公表したものではございません
と明確に否定。同団体の声明はあくまで第三者によるものであり、ナポリの窯としての公式見解ではないとの立場を打ち出しました。さらに「弊社グループは、本件の背後関係および行為者の特定に係る調査を既に進めており、刑事告訴・民事訴訟を含むあらゆる法的措置をグループ総力を挙げて実行します」と続け、現時点で同団体について「弊社社員等の在籍は確認できておりません」と明かしています。
声明は最後に、「皆様におかれましては、公平かつ冷静な視点をもって、正確な情報に基づいたご対応をいただけますよう、切にお願い申し上げます」と呼びかけて締めくくられました。










