キャバ嬢ゆいぴすがマンジャロ騒動で謝罪動画 「アンチ上等の姿勢が一因」 インフルエンサー活動は休止

6月3日、糖尿病治療薬マンジャロを用いたダイエットの宣伝で物議を醸していたキャバ嬢の「ゆいぴす」(登録者数21万人)が、スーツ姿で謝罪する動画を公開するとともに、同内容の文書をXに投稿しました。

マンジャロ宣伝をめぐる炎上

ゆいぴすは六本木の人気キャバ嬢として活動するかたわら、実業家「溝口勇児」(同61万人)も出資するマンジャロのオンライン処方サービス「ダイエットビューティー」の公式アンバサダーに就任していました。キャバ嬢オーディション番組「LAST CALL」(同50万人)内でサービスが紹介され、ゆいぴすが「マンジャロを初めて打ったとき、1カ月で5kg痩せた」などと自身の体験を披露したことから、医療用医薬品をダイエット目的で使用することへの批判が広がりました。

マンジャロは国内では2型糖尿病の治療薬として承認されている医療用医薬品で、体重管理やダイエット目的での使用は適応外にあたります。SNS上では医療広告ガイドラインや薬機法に抵触するのではないかとの指摘が相次ぎ、5月25日にはゆいぴすが批判に対し「医者でなければ医薬品に関わってはいけないのですか?」とXで反論したことで、論争はさらに拡大していました。

その後、ゆいぴすは6月1日に番組発の大型イベント「ラストコールコレクション」への出演辞退を発表。理由には触れないまま返金対応を案内する事態となり、ダイエットビューティーの公式サイトからもゆいぴすの画像が生成AIとみられる画像へと差し替えられるなど、騒動は収束しないまま推移していました。

「その判断は誤りでした」

こうしたなか、ゆいぴすは6月3日、スーツ姿で謝罪する動画を公開し、同じ内容をXにも投稿しました。

冒頭、ゆいぴすは「今回のマンジャロに関する件につきまして、誠に申し訳ございませんでした」と切り出し、今回の発信が薬機法上の問題を含むものであったことを真摯に受け止めているとしました。

「リスクの記載を徹底すること」「販売側が他者への使用を推奨しないこと」を確認したうえで判断したと説明しつつ、「その判断は誤りでした」と認めました。影響力を持つ立場として、フォロワーの健康と安全を最優先に考えるべきだったと振り返り、自身の発信をきっかけにマンジャロを購入した人へは、改めて医師や薬剤師からリスクの説明を受けたうえで使用するよう強く呼びかけています。

ゆいぴすはまた、日本が世界的に見ても薬害の少ない国であることに触れ、それが行政当局や医師、薬剤師、製薬会社の不断の努力と薬機法をはじめとするルールの遵守によって守られてきたものだとしたうえで、「今回の私の判断はその積み重ねを軽視するものであり、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

さらに、これまで「アンチ上等」の姿勢で周囲からの指摘に耳を貸してこなかったことが今回の結果を招いた一因であると痛感しているとし、「今後は皆さまのご意見を真摯に受け止め、行動してまいります」と述べています。

マンジャロアンバサダーを辞退

ゆいぴすは、本件について関係者と協議を重ねてきたものの、溝口勇児を含む運営側との間で本件への認識および今後の対応方針に相違があると判断し、マンジャロアンバサダーを辞退したことを明らかにしました。あわせて、本案件に関する契約書への署名は行っておらず、売上に応じた報酬や広告モデル費なども一切受領していないと説明しています。

また、今回の件を受けて自身の意思として、「ラストコール」への出演や、「ブレイキングダウン」「リアルバリュー」「ラストコールコレクション」などの関連イベント・番組への出演、さらに「Vクリニック」「ダイエットビューティークリニック(マンジャロ)」のアンバサダーについても辞退すると表明。本業であるキャバクラ以外のインフルエンサーとしての活動も、しばらく休止するとしました。

すでに収録済みのラストコール4話分、および今後放送予定のホストコール3話分については、今回の意思決定より前に収録されたものであるとして、理解を求めています。

そのうえでゆいぴすは、溝口勇児を含むラストコール関係者に対し「ご迷惑をおかけし申し訳ございません。ラストコールに出演させて頂いたご恩は忘れません」と謝意を示しました。

最後に、改めて謝罪したうえで、「このような状況の中でも変わらず応援してくださる皆さまに、心より感謝申し上げます。今後は信頼を取り戻せるよう、より一層責任ある行動を心掛けてまいります」と結んでいます。

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