UUUMが決算発表 1再生あたりの広告収入は0.281円

7月14日、UUUMが2022年5月期 通期決算を発表しました。

UUUMは「ヒカキン」(登録者数1080万人)や「はじめしゃちょー」(同1020万人)を擁するYouTuber事務所の最大手で、東証グロース市場に上場しています。決算資料には、所属YouTuberの広告収入や再生回数が記載されていますので、これをもとに1再生あたりの広告単価やチャンネルの広告収入を計算します。

1再生あたりの広告収入は0.281円

2022年5月期の売上高は235億円(前年比3.7%減)、営業利益は9.7億円(同19.1%増)、経常利益は10億円(同17.2%増)で、第4四半期にはグーグル・アドセンス以外の売上が初めてアドセンスを上回りました。

第4四半期(3~5月)の3カ月間のYouTubeの広告収入(グーグル・アドセンス)は33億4600万円、動画の再生回数は118億9200万回でした。

1再生あたりの広告収入は約0.281円で、前四半期(約0.293円)から4%減少。過去最高だった前年同期(約0.341円)からは17.6%のダウンです。

なお、2022年5月期から収益認識に関する新会計基準が適用されており、アドセンスの売上が総額計上から純額計上に変わっていますが、ここで挙げている数値は、新基準適用前のものです。

1チャンネルの平均広告収入は月8万716円

期末のチャンネル数は1万3818。前四半期の1万3525から約300チャンネル増加しました。

広告収入と動画再生数をもとに計算すると、1チャンネルあたりの平均月間再生数は28万6872回となります。平均広告収入は月8万716円で、これは過去最低の金額です。

10万円足らずというアルバイト程度の金額になっているのは、専属クリエイターではない「UUUMネットワーク」のチャンネルが大半を占めるためだと考えられます。

フィッシャーズ」(登録者数746万人)の場合、2022年5月の再生数はメインチャンネルが約1億6466億万回、サブチャンネルが約1151万回でしたので、上記の1再生0.281円を当てはめると4950万円となります。「東海オンエア」(同746万人)は、メインが約1億6275万回、サブが約1767万回で5070万円。ヒカキンは「HikakinTV」(同1080万人)が9712万回、「HikakinGames」(同561万人)が5362万回など、運営する4チャンネルの合計が約1億5147万回で、収入の合計は4256万円。「はじめしゃちょー」(同1020万人)はメインが約6019万回、サブが約338万回で1786万円となりました。(グループチャンネルの「はじめしゃちょーの畑」を除く)