フリー音源『魔王魂』のYouTube使用に無関係の団体が著作権侵害の申し立て “中の人”が注意喚起

1月13日、作曲家でアーティストの「森田交一」(登録者数22万人)がツイッターを更新。自身のフリー音源に対し、無関係の第三者から著作権侵害の申し立てがおこなわれていることに注意喚起をしました。

フリー音源なのに著作権侵害の申し立て

魔王魂とは森田が運営する無料音楽配信サイトで、楽曲やBGM、効果音などさまざまな音源を無料で配布しています。代表曲の「シャイニングスター」は「レイクレ」(登録者数164万人)や「コレコレ」(同192万人)が動画内で使用しているほか、ゲーム『太鼓の達人』で配信されていることでも知られます。これ以外の曲も「QuizKnock」(同197万人)など多数人気YouTuberたちに使用されています。

13日に森田は、自身の楽曲をYouTubeで使用すると、著作権侵害の申し立てがおこなわれるケースが稀にあると投稿。これらは「全て無関係の団体による無法な申請なので異議申し立てを行ってください」と注意喚起しました。

この投稿に、「うちにも来て、魔王魂さんの利用規約変わったのかと思いました」「僕のも収益止められましたので、音源差し替えたんですが、今後は異議申し立てしておきます!」「自分も高校の部活の紹介ビデオに使わせていただいた所、申し立て来て動画消えちゃってました」など同様の被害にあったユーザーからの返信が寄せられています。

魔王魂のMVにも申し立てが

さらに森田は続くツイートで、自身が公開している「12345」のMVにも著作権侵害の申し立てがあり、収益化を一時停止されたと報告しています。すでに異議申し立て中だといい、「こちらが通れば申請元の行為が不法なものと証明できるので皆様への不法申請も取り下げられると思います」とコメントしています。

YouTubeでは「Content ID」(コンテンツID)という仕組みで著作権が管理されており、著作権保有者は自身の作品と一致する動画がYouTubeに投稿された場合、動画を閲覧できないよう制限したり、動画の収益を折半するなどの措置を取れるようになっています。

この仕組みを悪用し、フリー音源の著作権所有者だと偽ってコンテンツIDに登録し、その音源を使ったチャンネルに著作権侵害の申し立てをおこなうケースがあるようです。