岡野タケシ弁護士、“スシローペロペロ事件”の損害賠償裁判について解説
6月10日、「岡野タケシ弁護士」(登録者数140万人)が「【スシローペロペロ事件】6700万円の損害賠償請求へ!支払うのは少年?親?」と題した動画を公開しました。
スシローが少年に6700万円の損害賠償を求め訴訟
岡野タケシは「アトム法律事務所」の代表を務める現役弁護士。YouTubeチャンネルでは、身近な法律に関する動画や、時事問題の解説動画が人気です。
今回の動画の話題は、今年1月、岐阜県の少年が大手回転寿司チェーン「スシロー」で、醤油さしやコップを舐める様子をSNS上に投稿した“スシローペロペロ事件”。スシローは少年に対し6700万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたと報じられています。
岡野はまず、「本当に6700万円を支払う必要はある?」という質問に、「現段階ではなんとも言えない」と回答。報道によると6700万円という金額は具体的に
・醤油さしを入れ替えた費用
・全国で客が激減したことで失った利益
・会社の信用が損なわれた損害
の合計とされているそうですが、これらの損害と加害行為との関係を立証する証拠がどこまで揃っているのかわからない、との回答の理由を加えました。
ちなみに、今回のような裁判では、加害者は害を加えるつもりがなかったとしても、加害者の行為と被害との間に因果関係が認められれば、求められた全額を賠償する責任を負うことになるそうです。
「動画を撮った人の責任は?」
続いて、「6700万円の支払いは少年?親?」という質問に、岡野は「法律的には少年本人が支払うことになる」と回答。「日本の法律は個人責任が原則」となっているため、支払いは少年がおこなうことになると説明しました。
また、「動画を撮った人の責任は?」という質問には「共同不法行為っていうことで、一緒の責任を負う」とのこと。岡野によれば、
普通、裁判するってなったら、スシロー側の弁護士としては、少年だけじゃなくて、撮った子に関しても被告として訴えて、2人を相手に、もしくはそのとき(その場に)いたグループを相手に(訴訟を)やってる可能性はある。
とのこと。しかしながら、報道の情報だけでは、動画を撮影した人が被告人になっているかどうかはわからないといいます。
動画の最後、岡野は「この動画見てくれてる人も覚えといてほしい」として、次のように注意喚起し、動画を結んでいます。
友達や仲間が何か悪いことをしだしたら
必ずその悪い行為を止めるか
もし止めても止まらないのであれば
自分はその場から離れる
そういうことをしないと
共同で損害賠償責任を負うことになるので
皆さんも気をつけてください。









