人から分かる3分美術史

人から分かる3分美術史

3分でわかるオディロン・ルドン(人から分かる3分美術史206)

3分でわかるオディロン・ルドン(人から分かる3分美術史206)

影片類型
一般
發布日
2024年12月2日
觀看次數
3504
點讚數
56
データ確認日時
2026年4月3日 13:12

動畫概要

フランスの畫家であり、幻想的な作風を築いた作家として知られるオディロン・ルドンを紹介します。

***

こんにちは。人から分かる3分美術史。
今日はオディロン・ルドンについて勉強していきましょう。

オディロン・ルドン。1840年生まれ。フランスの畫家であり、幻想的な作風を築いた作家として知られます。

ルドンは、オルレアン朝ルイ・フィリップ1世時代のフランス、南部の都市ボルドーに生まれました。ルドンの家はアメリカで財産を築いたのち、フランスへと渡った裕福な移民の家庭でありました。しかしルドンは生まれて間もなく田舍町のペイルルバードに送られ、親戚のもとで兩親から離れて暮らすこととなりました。
ルドンは學業のため11歳でボルドーに戻り、15歳になるとロマン主義の畫家であるスタニスラス・ゴランに入門。そこで才能を發揮したルドンは、はじめ建築家を目指すこととなりました。しかし、エコール・デ・ボザールの受驗に失敗し、建築家への夢を斷たれると、次第に畫家として身をたてることを志しはじめます。そして1864年、24歳頃のルドンは版畫家のロドルフ・ブレスダンに入門しました。
ブレスダンはボヘミアンな暮らしを營む放浪の畫家であり、アカデミスムとは相容れなかったルドンはブレスダンに強く影響を受けました。ルドンのその頃の作品が「淺瀬」。1865年、ルドン25歳頃の作品です。
これ以後のルドンは、版畫から出發した黒い畫面を特徴としながらも、幻想的な作品を描く素描家として知られるようになっていきます。

ルドンの作品を見てきましょう。
「水の守護神」。1878年、ルドン37歳頃の作品です。この頃にルドンはファンタン=ラトゥールと知り合い、版畫の技術も習熟していきました。
「アポロンの戰車」。1909年、ルドン69歳頃の作品です。後年のルドンの作品は色彩を取り戻し、青を基調とした作品を數多く殘しました。

1916年、ルドンは肺炎により76歳で亡くなります。晩年には名聲も高まり、ナビ派をはじめとして多くの作家に影響を與えました。現在においても、象徴主義の影響を受けながらも獨自の作風を築いた畫家として評價されています。

以上!