コレコレは逮捕されるのか? 弁護士YouTuberが解説
弁護士YouTuberの「高橋裕樹」(登録者数6万人)が8日、「コレコレ氏『逮捕されるかも』発言を弁護士が検証」と題する動画を公開し、「コレコレ」(同181万人)が逮捕される可能性について解説しました。
“奴隷契約”を提示されたコレコレ
今年3月、「すとぷり」(同170万人)の「ななもり。」(同71万人)の不倫スキャンダルを暴露したコレコレは、4月21日と5月4日のYouTube生配信で、すとぷり側から動画の削除などを求められたことを公表。
①慰謝料を支払うこと、②今後ななもり関連の人物の名前や話題を一切出さないこと、③配信アーカイブを削除すること、④これらに同意する誓約書を書くことを求められ、誠意ある対応がない場合、刑事民事の両面で法的措置を進めると通達されたのこと。コレコレはこれを“奴隷契約”だと主張し、条件の一部に同意できないと返答したようですが、それにより「逮捕されるかもしれません」と不安も口にしていました。
過剰な要求は弁護士として当然
芸能人の暴露を次々におこなっている「東谷義和」(同121万人)や、炎上系YouTuberの「よりひと」(同63万人)のサポートをおこなっていることでも知られる高橋弁護士が、8日に公開した動画でコレコレの逮捕の可能性について解説しました。
高橋弁護士は、コレコレが“奴隷契約”だと主張したすとぷり側からの要求について「エゴイズムの塊だと思われるかもしれません」としつつ、「弁護士がつくってこういうことです」と説明。イニシャルすら配信で扱わないことを求められるなど、コレコレにとっては「メチャクチャな表現の規制」であっても、依頼者の正当な利益を守ることが弁護士の仕事であり、過剰だと思われる要求をするのも「当然の行動」だとしました。
逮捕の可能性は低い?
コレコレが逮捕される可能性については、「これ(今回の行為)だけを根拠に逮捕できるかといったら、僕は正直厳しいかなと思います」との考えを示します。
今回の騒動では、ななもり本人が事実を認めて謝罪していますが、高橋弁護士はコレコレの告発によって「誠実さが見られる状況が生まれたのかもしれない」と話し、「そういった社会的影響が出ていること+内容が真実」であることから、「悪質な名誉毀損の部類かと言われると、若干微妙かなと思う」と語ります。今回の件以外の事情も加味すると、立件される可能性は「ないわけじゃない」そうですが、その可能性は低いとのこと。
社会的評価を下げる情報を提供した場合、それが真実であろうがなかろうが、名誉毀損罪が成立する可能性があります。しかし名誉毀損には「違法性阻却事由」があり、公益性や公共性があることに加え、真実と信じるのに相当の理由があれば違法とはなりません。
高橋弁護士によると、不倫などの女性関係の場合、公共性を否定する裁判例が非常に多いそうですが、社会的影響力が大きい人物の場合は認められることもあるとのこと。不倫に伴う対応や、子供に対する対応なども含めて、「全体で見た場合」には、「私生活上の問題であっても事実の公共性を満たすということもありえる」と解説しました。
公益性や真実相当性も、コレコレには認められる可能性があるというのが高橋弁護士の考えのようです。
コレコレの件は大きな法律的な問題を持っている
高橋弁護士は、以前はマスコミがおこなってきたことを「個人の配信者がおこなえる時代になっている」と話します。一方で配信者の行為がどこまで許されるかは「非常に曖昧な状態」だといいます。
高橋弁護士は、企業が芸能人の暴露をしても個人の記者は逮捕されないのに対し、個人のYouTuberだと逮捕されるのは「おかしいですよね?」と疑問を投げかけます。
いちYouTuberが動画を上げ続けることは逮捕される。一方で文春や新潮がドカーンとやった場合には誰も逮捕されない
と、企業と個人によって差があることを問題視しつつ、「明確なガイドラインが現状ありません」と説明。コレコレの件は、「非常に大きな法律的な問題を持っていると思う」として「今後も注目していきたい」と語っています。









