こころ診療所チャンネル【精神科醫が心療内科・精神科を解説】
うつ病だけじゃない!考えすぎて疲れる精神疾患3つ
- 影片類型
- 一般
- 發布日期/時間
- 2026年5月27日 19:30
- 觀看次數
- 4938回
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- 138
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- エンゲージメント率
- 2.8%
- データ確認日時
- 2026年6月2日 05:55
動畫概要
うつ病だけではない「考えすぎて疲れる人に多い精神疾患3つ」を精神科醫が徹底解説。
#精神科 #考えすぎ #精神疾患
0:05 (1)はじめに
0:24 (2)考えすぎとその影響
2:30 (3) 考えすぎてしまう精神疾患3つ
2:40 ①うつ病
6:05 ②不安障害
8:38 ③ASD(自閉症スペクトラム)
11:32 (4)考えすぎにとりうる對策
13:31 (5)まとめ
同じことを繰り返し考える「考えすぎ」は精神不調の大きな原因になり注意が必要です。一方で、うつ病や不安障害などの「症状」として考えすぎが目立つ事もあります。
「考えすぎて疲れる人に多い精神疾患3つ」について、精神科醫が14.5分で回答しています。
出演:春日雄一郎(精神科醫、醫療法人社團Heart Station理事長)
こころ診療所吉祥寺驛前 https://kokoro-kichijoji.com
府中こころ診療所 https://fuchu-kokoro.com
府中カウンセリングルーム(提携カウンセリングルーム)https://fuchu-counseling.com
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↓詳しい内容はこちらです。
(1)はじめに
同じことを繰り返し考えてしまい、氣づけば疲れ果てている。そんな經驗はないでしょうか。考えること自體は人にとって自然な營みですが、考えすぎてしまうと心身に大きな負擔がかかります。
こうした考えすぎは、本人の性格や惱みごとから生じるだけでなく、精神疾患の症状として現れる場合もあります。今回は「考えすぎてしまう主な精神疾患3つ」について、その特徴や治療、日常でできる對策を解説していきます。
(2)考えすぎとその影響
人はもともと考える生き物です。物事を解決したり前に進めたりするために、考えることは日常的に缺かせません。しかし、ときに同じことを繰り返し考えてしまう「考えすぎ」の状態に陷ることがあります。建設的に考えているうちはよいのですが、考えすぎになると逆效果となり、心身の不調を招いてしまいます。
代表的なパターンには、以前の嫌な出來事を繰り返し思い出す「反芻思考」、未來の心配事をあれこれ廣げてしまう「先讀み思考」、物事を0か100かで判斷し、少しでもうまくいかないと全部ダメだと考えてしまう「全か無か思考」などがあります。
建設的な思考であれば、考えがスムーズに流れて解決へと向かい、ストレスもそれほど強くはなりません。一方で考えすぎの場合は、同じところをぐるぐると回る堂々巡りになり、解決しないまま自分を追い詰めるストレスばかりが大きくなってしまいます。その結果、心身の疲弊、ストレスの蓄積、無力感の増大といった影響が現れます。
原因はさまざまで、元來の性格や大きな惱みごとがきっかけになる場合もありますが、見落とされがちなのが精神疾患の影響です。以前と比べて考え方が變わってきたという變化があり、治療によって改善する餘地がある點が特徴です。
(3)考えすぎてしまう精神疾患3つ
①うつ病
1つ目はうつ病です。うつ病になると思考パターンが變化し、反芻思考をはじめとした考えすぎが強く目立つようになります。
うつ病は、腦のセロトニン不足などが背景にあるとされる腦の不調で、單なる氣分の落ち込みとは異なります。こころの症状として落ち込みや意欲の低下、樂しめなくなることが現れ、からだの症状として不眠や吐き氣、めまいといった自律神經症状が出ます。さらに集中力や判斷力が低下し、「頭が回らない」と感じる腦機能の不調も伴います。
うつ病では症状の一つとして考えすぎが生じ、考えすぎることでさらにストレスや疲れが蓄積して惡循環に陷ります。特に目立つのが反芻思考で、以前の失敗や後悔を繰り返し思い出してしまうのが特徴です。解決には至らないまま慢性化し、周圍からの助言も入りにくくなっていきます。
治療は、まずしっかりと休養をとること、そして抗うつ藥による藥物療法で腦のレベルから改善を圖ることが基本です。加えて、別の見方を探す練習を行う精神療法も有效です。
②不安障害
2つ目は不安障害です。強い不安が續くと、先の心配事をさまざまに考えすぎてしまい、惡循環に陷りやすくなります。
不安障害とは、ただの不安ではなく、強い不安が生活に影響を及ぼす状態を指します。代表的なものに、人前や對人場面で強い不安を感じる社會不安障害、急な心身の不調を繰り返すパニック障害、慢性的にさまざまなことが不安になる全般性不安障害、強迫觀念と確認行為が特徴の強迫性障害があります。
不安障害では、不安な心配事が頭をめぐり、それを考え續けてしまいます。本人としては、考えることで解決策を見つけたいという一種の自己治療の側面もあるのですが、實際には逆效果になりやすく、かえって不安が強まることが少なくありません。特に目立つのは先讀み思考で、可能性の低いことまで含めて未來の不安を幅廣く考えすぎてしまい、症状の惡化や回避行動につながります。
治療としては、抗うつ藥であるSSRIが不安にも效果があり、考えすぎの輕減も見込めます。また、不安な場面に少しずつ慣らしていく脱感作法や、環境調整も有效な選擇肢です。
③ASD(自閉症スペクトラム)
3つ目はASD(自閉症スペクトラム)です。こだわりなどの特性から、嫌なことを繰り返し考えてしまい、惡循環に至りやすい傾向があります。
ASDは代表的な發達障害の一つで、生まれつきの特性として現れます。對人關係やコミュニケーションに困難を抱えやすく、現時點では特性そのものに對する藥はありません。主な症状として、言葉以外で人の感情を讀み取ることが苦手な社會性の困難、一つのことに深くこだわる傾向、そしてうまくいかないことが續くことで生じるうつ病や不安などの二次障害があります。
ASDでは、こだわりの特性から考えることから離れにくく、子どもの頃から續いているために習慣化していることも多くあります。慢性的に考えすぎることでストレスや疲勞が蓄積し、二次障害の引き金にもなります。具體的には、嫌な出來事を鮮明に覺えていて繰り返す反芻思考、先行きの曖昧さに耐えられず廣範に考える先讀み思考、0か100かで判斷する全か無か思考が見られやすいのが特徴です。
對策としては、まず自分の特性を知り受け入れること、その上でできる對策を地道に續けること、無理のない環境を選んでいくことが大切です。
(4)考えすぎにとりうる對策
考えすぎへの對策は、精神疾患がある場合にはその治療と竝行して進めることが重要です。
1つ目は精神疾患の治療です。うつ病であれば抗うつ藥を用いるなど、症状そのものを減らすことで考えすぎも輕減していきます。ただし治療だけで完全になくなるわけではないため、對策との竝行が缺かせません。
2つ目は受け入れと心構えです。自分がどのように考えすぎてしまうのか、その癖を認識することから始まります。考えすぎが自分にとって惡影響の強いものだとしっかり受け止め、減らしていく方向性を明確にすることが大切です。
3つ目は具體的な對處です。一つの考え方に固執していると感じたら、別の見方や視點がないかを探してみる。氣になることが浮かんでも、考え事にはまり込む代わりに受け流す。どうしても止まらないときは、趣味など別のことに集中して一旦思考を切り替える。こうした工夫を積み重ねていきます。
(5)まとめ
今回は「考えすぎてしまう精神疾患3つ」を見てきました。
考えすぎは、性格や惱みごとからだけでなく、精神疾患の症状として現れることがあります。うつ病では以前の後悔を繰り返す反芻思考、不安障害では先の心配事を廣げる先讀み思考、ASDでは特性に由來する惡循環が目立ちます。
いずれの場合も、まずは治療によって考えすぎ自體を減らしながら、殘る考えすぎには受け入れと具體的な對處で向き合っていくことが、改善への近道となります。
こころ診療所グループ(醫療法人社團Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺驛前(東京都武藏野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)
#うつ病 #精神科醫
【監修者】
醫療法人社團Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科醫(精神保健指定醫、日本精神神經學會精神科專門醫)
2005年東京大學醫學部卒業、NCNP病院、永壽會恩方病院等を經て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後醫療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺驛前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み續けている。
#精神科 #考えすぎ #精神疾患
0:05 (1)はじめに
0:24 (2)考えすぎとその影響
2:30 (3) 考えすぎてしまう精神疾患3つ
2:40 ①うつ病
6:05 ②不安障害
8:38 ③ASD(自閉症スペクトラム)
11:32 (4)考えすぎにとりうる對策
13:31 (5)まとめ
同じことを繰り返し考える「考えすぎ」は精神不調の大きな原因になり注意が必要です。一方で、うつ病や不安障害などの「症状」として考えすぎが目立つ事もあります。
「考えすぎて疲れる人に多い精神疾患3つ」について、精神科醫が14.5分で回答しています。
出演:春日雄一郎(精神科醫、醫療法人社團Heart Station理事長)
こころ診療所吉祥寺驛前 https://kokoro-kichijoji.com
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(1)はじめに
同じことを繰り返し考えてしまい、氣づけば疲れ果てている。そんな經驗はないでしょうか。考えること自體は人にとって自然な營みですが、考えすぎてしまうと心身に大きな負擔がかかります。
こうした考えすぎは、本人の性格や惱みごとから生じるだけでなく、精神疾患の症状として現れる場合もあります。今回は「考えすぎてしまう主な精神疾患3つ」について、その特徴や治療、日常でできる對策を解説していきます。
(2)考えすぎとその影響
人はもともと考える生き物です。物事を解決したり前に進めたりするために、考えることは日常的に缺かせません。しかし、ときに同じことを繰り返し考えてしまう「考えすぎ」の状態に陷ることがあります。建設的に考えているうちはよいのですが、考えすぎになると逆效果となり、心身の不調を招いてしまいます。
代表的なパターンには、以前の嫌な出來事を繰り返し思い出す「反芻思考」、未來の心配事をあれこれ廣げてしまう「先讀み思考」、物事を0か100かで判斷し、少しでもうまくいかないと全部ダメだと考えてしまう「全か無か思考」などがあります。
建設的な思考であれば、考えがスムーズに流れて解決へと向かい、ストレスもそれほど強くはなりません。一方で考えすぎの場合は、同じところをぐるぐると回る堂々巡りになり、解決しないまま自分を追い詰めるストレスばかりが大きくなってしまいます。その結果、心身の疲弊、ストレスの蓄積、無力感の増大といった影響が現れます。
原因はさまざまで、元來の性格や大きな惱みごとがきっかけになる場合もありますが、見落とされがちなのが精神疾患の影響です。以前と比べて考え方が變わってきたという變化があり、治療によって改善する餘地がある點が特徴です。
(3)考えすぎてしまう精神疾患3つ
①うつ病
1つ目はうつ病です。うつ病になると思考パターンが變化し、反芻思考をはじめとした考えすぎが強く目立つようになります。
うつ病は、腦のセロトニン不足などが背景にあるとされる腦の不調で、單なる氣分の落ち込みとは異なります。こころの症状として落ち込みや意欲の低下、樂しめなくなることが現れ、からだの症状として不眠や吐き氣、めまいといった自律神經症状が出ます。さらに集中力や判斷力が低下し、「頭が回らない」と感じる腦機能の不調も伴います。
うつ病では症状の一つとして考えすぎが生じ、考えすぎることでさらにストレスや疲れが蓄積して惡循環に陷ります。特に目立つのが反芻思考で、以前の失敗や後悔を繰り返し思い出してしまうのが特徴です。解決には至らないまま慢性化し、周圍からの助言も入りにくくなっていきます。
治療は、まずしっかりと休養をとること、そして抗うつ藥による藥物療法で腦のレベルから改善を圖ることが基本です。加えて、別の見方を探す練習を行う精神療法も有效です。
②不安障害
2つ目は不安障害です。強い不安が續くと、先の心配事をさまざまに考えすぎてしまい、惡循環に陷りやすくなります。
不安障害とは、ただの不安ではなく、強い不安が生活に影響を及ぼす状態を指します。代表的なものに、人前や對人場面で強い不安を感じる社會不安障害、急な心身の不調を繰り返すパニック障害、慢性的にさまざまなことが不安になる全般性不安障害、強迫觀念と確認行為が特徴の強迫性障害があります。
不安障害では、不安な心配事が頭をめぐり、それを考え續けてしまいます。本人としては、考えることで解決策を見つけたいという一種の自己治療の側面もあるのですが、實際には逆效果になりやすく、かえって不安が強まることが少なくありません。特に目立つのは先讀み思考で、可能性の低いことまで含めて未來の不安を幅廣く考えすぎてしまい、症状の惡化や回避行動につながります。
治療としては、抗うつ藥であるSSRIが不安にも效果があり、考えすぎの輕減も見込めます。また、不安な場面に少しずつ慣らしていく脱感作法や、環境調整も有效な選擇肢です。
③ASD(自閉症スペクトラム)
3つ目はASD(自閉症スペクトラム)です。こだわりなどの特性から、嫌なことを繰り返し考えてしまい、惡循環に至りやすい傾向があります。
ASDは代表的な發達障害の一つで、生まれつきの特性として現れます。對人關係やコミュニケーションに困難を抱えやすく、現時點では特性そのものに對する藥はありません。主な症状として、言葉以外で人の感情を讀み取ることが苦手な社會性の困難、一つのことに深くこだわる傾向、そしてうまくいかないことが續くことで生じるうつ病や不安などの二次障害があります。
ASDでは、こだわりの特性から考えることから離れにくく、子どもの頃から續いているために習慣化していることも多くあります。慢性的に考えすぎることでストレスや疲勞が蓄積し、二次障害の引き金にもなります。具體的には、嫌な出來事を鮮明に覺えていて繰り返す反芻思考、先行きの曖昧さに耐えられず廣範に考える先讀み思考、0か100かで判斷する全か無か思考が見られやすいのが特徴です。
對策としては、まず自分の特性を知り受け入れること、その上でできる對策を地道に續けること、無理のない環境を選んでいくことが大切です。
(4)考えすぎにとりうる對策
考えすぎへの對策は、精神疾患がある場合にはその治療と竝行して進めることが重要です。
1つ目は精神疾患の治療です。うつ病であれば抗うつ藥を用いるなど、症状そのものを減らすことで考えすぎも輕減していきます。ただし治療だけで完全になくなるわけではないため、對策との竝行が缺かせません。
2つ目は受け入れと心構えです。自分がどのように考えすぎてしまうのか、その癖を認識することから始まります。考えすぎが自分にとって惡影響の強いものだとしっかり受け止め、減らしていく方向性を明確にすることが大切です。
3つ目は具體的な對處です。一つの考え方に固執していると感じたら、別の見方や視點がないかを探してみる。氣になることが浮かんでも、考え事にはまり込む代わりに受け流す。どうしても止まらないときは、趣味など別のことに集中して一旦思考を切り替える。こうした工夫を積み重ねていきます。
(5)まとめ
今回は「考えすぎてしまう精神疾患3つ」を見てきました。
考えすぎは、性格や惱みごとからだけでなく、精神疾患の症状として現れることがあります。うつ病では以前の後悔を繰り返す反芻思考、不安障害では先の心配事を廣げる先讀み思考、ASDでは特性に由來する惡循環が目立ちます。
いずれの場合も、まずは治療によって考えすぎ自體を減らしながら、殘る考えすぎには受け入れと具體的な對處で向き合っていくことが、改善への近道となります。
こころ診療所グループ(醫療法人社團Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺驛前(東京都武藏野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)
#うつ病 #精神科醫
【監修者】
醫療法人社團Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科醫(精神保健指定醫、日本精神神經學會精神科專門醫)
2005年東京大學醫學部卒業、NCNP病院、永壽會恩方病院等を經て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後醫療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺驛前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み續けている。
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