HBC 公式YouTube

HBC 公式YouTube

【第28彈】「ザ・ロングセラー愛されるにはワケがある」創業96年目 三笠のソウルフード「ココナッツロール 」(5月7日放送)

影片類型
一般
發布日期/時間
2026年5月7日 19:50
動畫長さ
10:25
觀看次數
6904
點讚數
92
コメント數
-
エンゲージメント率
1.3%
データ確認日時
2026年5月13日 18:33

動畫概要

新しいお店が次から次へとオープンする一方、長く續いているお店があります。
北海道で50年以上續くお店にスポットをあて、愛されている理由を探るコーナー「ザ・ロングセラー愛されるにはワケがある」。
今回は、かつて炭鑛のマチとして榮えた三笠の菓子店に密着しました。

半世紀以上愛され續けている三笠の超人氣スイーツ
地元客:「唯一無二の味じゃないですかね。いなばさんといえばココナッツロール。超人氣ですね。ちっちゃい時から食べてますもん。50年ぐらいたつんじゃないですかねもう。」

今回のロングセラーは「ココナッツロール」

つくっているのは、三笠市の中心部。
毎年、北海盆踊りが行われる中央公園の近くにある「いなば菓子店」。
今年で創業96年目になります。

昭和のころからあるシャンデリア…どこか懷かしい雰圍氣が漂う店内です。

和菓子と洋菓子を販賣していますがショーケースの中で、ひときわ面積を占めているのが、人氣ナンバーワンの「ココナッツロール」。
ロールしたスポンジ生地にバタークリームを塗って、香ばしくローストしたココナッツをたっぷりつけます。
見た目は、コロッケ?いやいや、超人氣スイーツ「ココナッツロール」です。

腕をふるうのは、いなば菓子店の3代目、射號津 寛さんです。
珍しい苗字ですけど、『いなば菓子店』で、どうして『シャゴツさん』なのでしょうか?

3代目 射號津さん:「ここ妻の實家で、妻の舊姓は稻葉なんです」妻 純子さん:「(舊姓が)稻葉 純子と申します」 3代目 射號津さん:「まぁ、あのざっくりいえば職場結婚ですね」

3代目の射號津さんは登別出身。
かつて室蘭の病院で調理師として勤務していた時に榮養士だった純子さんと出會って結婚しました。

3代目 射號津さん:「妻の兩親がもう店辭めると聞いたときに、『僕たちやろう』って2人で決めました」

お菓子をつくるのは3代目 寛さん。
妻の純子さんは、主に店に立って販賣するという役割です。

ココナッツロールなどの洋菓子作りは午前3時から
いなば菓子店のスタートは、まだ夜が明けぬ午前3時から。

番組スタッフ:「いつも朝、何時におきているんですか?」妻 純子さん:「だいたい今は、2時半から3時ぐらいの間ですかね。」

ココナッツロールのスポンジ生地をカットするのは純子さんの役目。
冷藏庫に一晩寢かせて成型したものを朝一でカットします。

開店までに約15種類の洋菓子を仕上げます。
つくり終わったら朝食、そして假眠をとるそう。
ココナッツロールのスポンジ生地は前の日に寛さんがつくります。

3代目 射號津さん:「何十回、何百回やってるけどね、納得いくものはなかなかできないですね。その時の氣温だったり、濕度だったりにあわせて入れる水分を變えてやっているんですけどね、なかなか難しいですよ。」

先代の教えを聞いてみると…

3代目 射號津さん:「ここの父さんはね(2代目)戰爭にも言っててね、命からがら逃げてきた人でね、そのせいがあるかどうかわからないけど一切しゃべらない。一切教えない。もう、『見て覺えなさい』って感じ。昔の職人さんってみんなそうなんですよ。だから僕はただ背中を見て覺えました。」

3代目 射號津さん:「うちのお菓子すべて父親(2代目)がやっているのを見て覺えました。」

2代目孝男さんの父、初代は、秋田縣出身の稻葉 末吉さん。
秋田で和菓子の修行をし、當時、炭鑛で榮えていた北海道へやってきました。

昭和5年(1930年)幌内で「長榮堂稻葉菓子舖」を創業。
2代目孝男さんの後ろの建物が最初の店だそう。

2代目が家業を繼ぎ、今の場所へ店を移轉したのは、昭和43年(1968年)。
このころから本格的に洋菓子を作りはじめたそうです。

「ココナッツロール」ができたのはいつ?
妻 純子さん:「私が小學校の5年生の時、そのぐらいだと思うんですよね。だいたい55年ぐらいだと思いますね。」

3代目 射號津さん:「まだ、蒸氣でているんですよ。ここから吸ってもらってます木に。出しっぱなしだと乾いちゃうし、プラスチックの容器に入れると汗かいちゃうし…木が一番いい」

生地を適温に冷ましてからロールしていきます。

生地に塗るバタークリーム。
スポンジ生地のこだわりは?

3代目 射號津さん:「やっぱりしっとり、そしてあまりふわふわ過ぎないしっかり噛み應えもあってしっとり感もある。そういう生地が一番いいと思います。」

ココナッツパウダーは、オーブンで5分おきにかき混ぜて1時間ほどかけてじっくりとローストします。

仕上げは、店のスタッフと作業。
ロールケーキにさらにバタークリームを塗って、たっぷりとココナッツをまぶします。

ココナッツの香ばしくて甘い香りが厨房中に漂います。
1日に約150個つくっていますが、お盆やお正月は倍の300個つくるそうです。

地元客:「今は生クリームが主ですけど、昔はバタークリームが主だったので、このバタークリームがおいしくて時々食べたくなって時々來ます。」

地元客:「いつ來ても賣り切れが多くてなかなか變えないので。市内でもなかなか買えないんです。ちょっと遲くなると、もうここに賣り切れって貼ってあるんです」

この日、12時28分にココナッツロールは完賣しました。

開店は朝8時…炭鑛のマチとスイーツの關係
いなば菓子店は、朝8時半に開店。
それには、炭鑛のマチならではの理由がありました。

岩見澤からの客:「親は炭鑛夫だったんで、おやじはもう常時夜中の仕事。常3番だから夜中12時ぐらいから朝7時8時だね。」

炭鑛は24時間稼働、3交代制で3番方の仕事終わりが朝の7時だったため、當時は、朝早くから店を開けていたそう。

3代目 射號津さん:「ここの地元のお客さんは、8時すぎたら店があくっていうのがしみこんでいるんでしょうね」

妻 純子さん:「炭鑛で働く方は重勞働ですので、やっぱり甘いものを體が欲していたんだと思います。それで仕事終わった歸りとかによっていただいて、甘いものを口にして元氣をつけて、『また仕事します』みたいな感じで」

ココナッツロールが愛されるワケとは?
3代目 射號津さん:「昔食べた懷かしさっていうのもあるんでしょうし、“先代がやってた事を忠實にやっていく”っていうことですね。“味を守っていく”っていうこと、それに盡きると思います。日々、自分なりに工夫して、研究してったら、ちょっとオーバーになるかもしれないけど、『どうやったら父がやってた時の味になるのかな』っていうその思いかな。それで毎日自分なりに工夫してやっています」

【いなば菓子店】
住所:三笠市幸町7-12
電話:01267-2-2076
營業時間:午前8時~午後6時
定休日:火曜 ※月曜不定休

※掲載の内容は番組放送時(2026年5月7日)の情報に基づきます
【第28彈】「ザ・ロングセラー愛されるにはワケがある」創業96年目 三笠のソウルフード「ココナッツロール 」(5月7日放送)