國迦食夢プロジェクト

國迦食夢プロジェクト

日本料理 龍吟 泳がし鮎の炭火燒2011

日本料理 龍吟 泳がし鮎の炭火燒2011

影片類型
一般
發布日
2011年7月13日
觀看次數
108萬1099回
點讚數
-
データ確認日時
2026年5月28日 03:17

動畫概要

東京六本木にある日本料理店"龍吟"のスタッフ資料として作成されている料理VTRのコレクション
http://www.nihonryori-ryugin.com/

龍吟夏のスペシャリテ、鮎の炭火燒を紹介する。
龍吟で使用する全ての食材の中で最も入荷するだけで大變な勞力を伴うのがこの鮎であり、鮎の澤山獲れる地方で食べる美味しさと、時差の無い美味しさを東京六本木で傳える事がまず鮎を出す上での我々の考えである。

龍吟では鮎を燒く際にまず3つの絶對條件を唱える。
①鮎をキッチンで燒く時に生きて泳いでいる事
②16cmをベストの基準に考えその前後の大きさである事
③必ず良質な備長炭で燒き上げる事

美味しいベストの鮎の鹽燒きとはどの樣な状態の事を言うのかを常に考え、その理想の状態を作っていく為には前出の3つの條件が必須であり、頭は自らの脂で炭火の上でから揚げ状態にし、腹は熱傳導性の高い金串を使いつつ内臟の水分を拔き、しっかり火を入れた上で、しかもほっこりとした状態に、尾はヒレまで食べられる干物のような仕上がりにする事だと我々は定めている。

一度氷締めした鮎は死後硬直の為、筋肉を反らしたい方向に熱を加えて自然に形を作る事が叶わず、體内の温度が下がっている為、炭火に鮎をかざした時、表面と内臟、中の筋肉に至るまでの加熱に大きく温度差が生じてしまい鮎自身の脂を對流させる事がまず叶わず、理想の状態には私達の考えからすると程遠い物になる。

下アゴ間接を外し水分の逃げる窓を作り金串で膽のう膜を破り、苦みをほろ苦さに變えてやり面積を増やす。と同時にエラ蓋を開かせ、脂をより受け止められるようにして頭をより強くから揚げ状態になるようにする。

鹽は澤山振った方が美味しく、辛くない岩鹽を使うとより多く振れる。竹の横串が吸った脂をスモークチップ替わりにしてその香りを鮎に最後に戻してやる。

鮎の中にあるスイカの香りに合わせ、スイカで紅蓼酢を合わす。通常の鮎蓼は日本酒を含む全ての飮み物に合うとは思えず、合わせる理(ことわり)もない為使わない。

炭火を操れるようになるまで毎日燒臺の前で想いを傾け、まさに燒場セクション最も技術を要する料理ではなかろうかと思う。日本料理人としては技術習得必須科目である。

16cmの中に3つの異なるテクスチャーを付け、頭から尾ビレに至るまで全てを餘すことなく、骨を拔かずに食べる事こそが鮎の樂しみだと思えるのだが...。