昨年ホロライブを卒業した人気VTuberが個人VTuberとして“転生”か 「おかえり」「涙が止まらない」との声
5月3日、個人VTuber「鮫升コモリ(みずちまこもり)」(登録者数18万人)がデビューを果たしました。昨年10月にホロライブを卒業した「火威青」(同72万人)の“転生”先と見られており、同日17時から行われた初配信は同時接続数のピークがおよそ2万3000人を記録しました。
火威青は2025年10月に卒業
火威青は2023年9月にhololive DEV_IS「ReGLOSS」の一員としてデビュー。「孤独を愛する、と周囲から思われている漫画家」というプロフィールのもと、ボーイッシュな佇まいや、女性としては低めの落ち着いた声、一人称「僕」を貫く独特のキャラクター性で支持を集めました。しかし、2025年3月に適応障害による活動休止を発表。そのまま復帰することなく、同年10月3日付で卒業となっています。
卒業発表時にはマネージャー代理によるXへの投稿で「短い間だったけれど、ReGLOSSのメンバーとしてホロライブで過ごせた時間は夢のような時間でした」「No1イケメン青くんとの約束だよ! 名残惜しいけど、またね」と、ファンへの別れの言葉が伝えられていました。
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自作ノベルゲームのキャラクターがそのまま“独立”
鮫升コモリはもともと、2026年3月に公開されたフリーノベルゲーム『水中のカルテ~みずちま海中診療所へようこそ~』の主人公として登場した、人魚の姿をした診療所の院長キャラクターでした。同作のシナリオ・制作を手がけたのは、以前から火威青の中の人ではないかと噂されてきたクリエイター「んむ」。テーマソング「みずちま海中診療所へようこそ」のボーカルに鮫升コモリ名義が起用されたことから、ファンの間では「火威青の転生先ではないか」との見方が一気に広がっていきました。
その後、4月25日にゲーム公式Xのアカウント名が「鮫升コモリ:stethoscope:@準備中【5/3_17時】」へと変更。29日には「海中まで潜って来てくれた『キミ』の為に 僕は歌うよ」というメッセージとともに、新人VTuberとしてのデビューが正式に告知されました。
一人称「僕」やハスキーボイス 共通点の多さに「おかえり」の声
注目を集めているのは、声質と話し方の近さです。鮫升コモリは、女性としては低めでハスキーなトーンや、芯のある声色など、火威青に共通する特徴を多く備えています。一人称も同じ「僕」で、X上では「一発でわかる」「聞き覚えのある声」といった反応が並びました。
また、火威青の前世とされる漫画家名義「鮫須木ゆらり」、過去のグループ「必殺エモモモモ7」時代の「鮫」、そして今回の「鮫升コモリ」と、活動名義に「鮫」のモチーフが繰り返し用いられている点も、転生説を後押しする要素として挙げられています。
同じ5月3日には、人気VTuber「しぐれうい」(同227万人)が同ゲームの実況プレイ動画を公開しており、結果として鮫升コモリの宣伝にも一役買う形となりました。
5月3日17時から始まった初配信は、開始直後からコメント欄が固まるトラブルに見舞われ、本人も「こんなことになる予定ではなかった」と動揺を隠しきれない出だしとなりました。それでも約12分が経過したところで気を取り直し、以下の一言で初配信を仕切り直します。
メンタルが回復したので、初配信を始めていこうと思います
直後にチャット欄では「おかえり」というコメントが流れ、鮫升が「ただいま、ありがとう」と応じる一幕も。
その後は、身長180cm、種族・人魚、性別・イケメン女子という自己紹介に続き、相棒の「アズノール」の披露、ライブ2D・キービジュアル・ロゴデザイン・3Dモデルなど多数のクリエイターへの謝辞、3Dモデルが10月頃に完成予定であること、デビューグッズの展開などが矢継ぎ早に語られました。
最後はM!LK「好きすぎて滅!」のカバーがプレミア公開され、その直前には本人がアカペラで一節を披露する形で配信を締めくくりました。
アーカイブのコメント欄には、配信終了後も「初めましてなはずなのに、涙が止まらない」「想像の5倍元気だった」「もう絶対に声を聞けないと思っていた」「VTuber界の狩野英孝」など、感極まる声と笑いのこもった反応が混在する形で並んでおり、半年ぶりに“声”が戻ってきたことそのものを噛みしめる、ファンの姿がうかがえる初配信となりました。









