STPRが組織再編 「ななもり。」が代表取締役社長を退き、取締役プロデューサーに

6月15日、エンタメユニット「すとぷり」(登録者数446万人)をプロデュースする株式会社STPRが、創立8周年を迎えたことに合わせて組織体制の変更を発表しました。創業者であり代表を務めてきた「ななもり。」(同92万人)に代わって副社長の秋田堅司氏が新たに代表取締役社長へ就任します。

創立8周年に合わせて発表された体制変更

STPRは6月15日に公式サイトのニュースリリースを更新。柏原真人/ななもり。に代わって副社長の秋田堅司が代表取締役社長に就任したことを報告しました。

同社は2018年6月15日に、すとぷりのリーダーであるななもりが設立した会社で、この日はちょうど創立から8年の節目にあたります。

広報スタッフ「菊地さん」は同日、STPRの公式noteを更新。「本日。STPRにひとつの大きな変化がありました」と切り出し、代表取締役社長の交代を改めて読者に伝えました。

あわせて、新たに外部企業がSTPRの成長をサポートするかたちで経営に参画することも明かしています。

ひとりで抱えてきた業務量と、退任の背景

菊地さん自身も「最初に聞いたときは驚きました」と率直な心境を綴りつつ、「それと同時に、とても安心したのが正直な気持ち」だったと記しています。

8年前の創立当初を振り返り、「社員と呼ばれる存在はいなかったですし、ななもり。さんがひとりで頑張っていた『会社』でした」とコメント。

ななもりはこれまで、デザインや企画といったクリエイティブ業務に加え、ライブの会場選定やスケジュール管理、書類の取りまとめ、裏方作業といった幅広い業務に携わっていたそうです。あまりの業務量に、菊地さんは「倒れてしまっては元も子もない」と心配していたのだとか。

新たに代表へ就任した秋田氏は、2024年10月から取締役、2025年5月からは取締役副社長としてSTPRの経営に参画してきた人物です。スクウェア・エニックスなど、ゲームや漫画といったエンタメ業界で数多くの事業成長を推進してきた経歴を持ちます。

ななもり。はプロデューサーとして残留

代表を退いたななもりは、今後も「取締役プロデューサー」としてSTPRに残り、クリエイティブ面を担うのだとか。菊地さんは「ななもり。さんがSTPRの『才能』を。新社長の秋田さんがSTPRの『頭脳』を」と、それぞれの役割を表現しました。

ななもり自身もメッセージを寄せ、「この8年、ずっと考えてきたこと」として「この『楽しい』を、どうやったらずっと届け続けられるんだろう」という思いがあったと明かしました。これまで多くを自分自身で背負ってきたとしたうえで、「ひとりで背負うものには、いつか必ず限界がきます」とつづり、信頼できるパートナーと秋田氏をはじめとするチームを迎えた今回の体制づくりは「長年の僕の念願でした」と心境を語っています。

なお、すとぷりは週末からアリーナツアーがスタートし、10周年イヤーの活動も本格化していきます。

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