早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介

早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介

精神科醫が教える「精神科を受診する人の特徴」【早稻田メンタルクリニック 切り拔き 精神科醫 益田裕介】

影片類型
一般
發布日期/時間
2024年6月9日 20:45
動畫長さ
06:48
觀看次數
8萬1249回
點讚數
2613
コメント數
214
エンゲージメント率
3.5%
データ確認日時
2024年6月16日 08:51

動畫概要

本日は「精神科を受診する人の特徴」というテーマでお話しします。

今日はちょっと辛い話をします。

それはなぜかというと、動畫の最後でもたぶんもう一回觸れると思うんですが、社會では強い人から騙されたりすることもあるからです。

僕らはやはり患者さんを見ていて、不幸というか、不運になるべくしてなっている、精神疾患になるべくしてなっているものを見ているんです。
決して彼らが甘えているとか努力をしてないとは、これっぽっちも思わないんです。
「運が惡いな」としか思わないんです。

なのに皆さんは「自分が惡いんだ」と思っている。
そして自分が惡いんだと思うことで、社會が弱い人たちを自己責任論という形に落とすことで、社會の安定を保っている。
惠まれた人たちが、惠まれたままでいることを肯定しているんです。

人間というのは本來平等であるはずなのに、なぜ平等じゃないのか?
なぜお金持ちがいて、なぜそうじゃない人たちがいるのか。
なぜ惠まれた人がいて、惠まれない人がいるのか?
それはただの偶然であるし、そこに根據なんかないんですけれども、でも根據がないと人間は落ち着かないんです。

弱い人たちが弱い人たちである理由を皆さんが勝手に作って、「それは前世からの呪いだ」「前世で惡いことをしたんだ」と適當なことを言って安心させているというか、納得させているというか、押し付けているんです。

そういうことを、益田祐介はYouTuberらしく解き明かしてやろうかなと思います。

■惠まれなかった

精神科を受診する人はどういう人なのかということですけれども、やはりさっきも言った通り、惠まれていない人なんです。
惠まれなかった人というか、そして傷ついている人たちなんです。

僕は最近本當によく思います。
外來の中で一過性に會っていた時と違って、オンライン自助會をやることで、24時間一緒にいるとは言わないですが、オンライン上で一緒に暮らすようになったんです。

オンライン上で一緒に暮らすようになって、普段とは違う會い方を患者さんとして、患者さんの心の動き、患者さん同士のやりとりを見ているときにすごく思いました。

上から目線と言われるかもしれないですけど、まあ上からですよ。
本當にそう思いますね。良い意味でも惡い意味でも。

でも惠まれない人たちの苦しみとか悲しみとか、そこにある生活をすごく肌身で感じます。

何に惠まれなかったかというと、親や家族です。
生まれたときにそれがあったと。
教育格差の問題もありますし、教育に惠まれなかったというのがあります。

あとは生まれつきのものです、健康に惠まれなかった。
現代では食料も豐富なので、健康に惠まれないということはなかなか意識しにくいんですけれども、やはり生まれついての體力の差、健康の差というのはあります。少ないけどね。

感染症が本當に減りましたし、子どもの時の事故も減りましたから、日常生活で健康の問題は意識しないと思うんです。身體障害などの問題は。
見えなくなったり、隱されたりしてるんだけれども、實はありますよ、ということです。

あと、知的能力や發達の問題というのもあります。
もちろんある種の弱さ、缺落、劣性の部分を補うように、他の能力が伸びるということもあるんだけれども、やはりここも體力に差があるように、知的能力や發達の問題というのも生まれながらの差があります。

大學受驗なんて、努力で何とかなっている部分もあるんだけど、あんなの子どもが2~3年頑張るくらいなんで、そんなのは本人の努力とは言えないです。大人から見たら。

あれは半分才能というか周りの環境で決まってるところがあるので、あんなの努力とは言えないです。生まれながらのもの。

あれを努力という形でやっている。
そしていい大學に行けた人たち、學歴がいい人たちに優先的にチャンスを與えている、というのが今の社會であって、それは不平等な社會なんです。
じゃあ他にどうしたらいいのと言われたら、なかなかやりようがないんですが。

チャンスがある者により教育が行き、チャンスがあった者により成長の機會を與えられている、というのは「運」なんです。

あとは事故です。
災害なのか、交通事故なのか。
そして不幸、不運です。何かの不運が重なる。
それはたまたまだったりする。
防げないものってありますよね。

あとは物質依存をしてしまう。ドラッグですよね。
あとは周圍に惡い人がいる、騙される。
弱さや若さは騙されてしまいますから、それは本人の努力でどうしようもない。
周りの環境が惡かったとかあります。

あとは、社會的な弱者であった。
すなわち貧困層だった、人種の問題、性別の問題やLGBTQの問題、こういうものがあります。
いわゆる社會的な弱者、マイノリティと呼ばれる人たちもやはり惠まれていなかったということになります。

■上手く行っている人もいる?

こういうことを言うと、それでも上手く行ってる人たちがいるじゃないか、と言うんですよ。
これらがあっても他の兄弟はちゃんとやっているのに何なんだ、と言われるかもしれないけど、そういう視點がすごく、何て言うんだろうね、よく思います。

同じような状況でも95%の人がなっていないのであれば、その5%は切り捨てるべきだみたいな思想ってありますよね?

僕らから見ると、その1~2%を常に見續けて1~2%が倍になる、3~4%になるというのはすごく大きな問題だったりするんだけれども、大衆心理として、自分たちがその場にいなかったら、1~2%の人間が3~4%になっても「だからどうした?」みたいな。そういうのはあります。

結局全て能力も含めて運なんです。
だけどそこがよくわからない。
運だということが隱されてます。

障害年金をもらうというのは甘えなんじゃないか、生活保護をとるのは甘えなんじゃないか、福祉を取ることは恥ずかしいことなんじゃないかと思うかもしれないけど、成功するということは「運がある」ということなんです。
本當に運であって、そこを否定したいんです。

自分に運がなかったということを認めたくない。
上の立場の人たちだけじゃなくて、弱者側も自分は運がなかったんだと認めたくないんです。
そうでなかったら我慢できないからね、今の境遇に對して。

惠まれていなかった人たちは奇妙に分斷されているんです。
分斷されているから肌感覺として理解しがたいんです。

僕も今の身の周りには身體障害のある人たちはいないですし、ちょっと歌舞伎町に近くなっていけば、ドラッグ依存の人とかそういう人もたくさんいるんだけれども、ちょっとズレて早稻田に來ると本當に數が減ってくるという感じです。
そこは奇妙に社會として分斷されていると思います。

受診する人の特徴というのはこういう特徴があります。
それは統計的にはもうわかりきっていることで、そこの背景は運がある。
にも關わらず、それは世の中の人にとって當たり前じゃない、ということです。
こんな當たり前のことが當たり前じゃない。

そしてそれを僕が言うと、上から目線だ、ナメている、バカにしているんじゃないかと言って、本來それを言う側の弱者側の人たちがこれを引っ張っていくような感じ、自分たちは弱いんじゃなくて、強者なんだということを言うために、見榮を張るために、そこの部分を否認する。

そうすると得をするのは惠まれてる人たちなんです。
上から目線だと怒れば怒るほど、惠まれてる人たちが得をするということが起きます。
それは分斷されてるから氣付いてなかった、ということになります。

今回は「精神科を受診する人の特徴」というテーマでお話しました。

親子問題とかそこら邊の話は、この『親を憎むのをやめる方法と』いう本で語っています。
「あれ? 自分ちょっとツイてなかったかもな」「うちの親ってもしかして不運だったのかな」と思う人。
どうして今自分がアレなのかというと、自分の努力が足りないんじゃないか、親から愛されてなかったんじゃないかと思うかもしれないんだけれども、そこだけの問題じゃなくて、もっと裏の背景があった。
そしてその裏の背景に對して社會が助けていなかったということ。

あまり知りたくないと思いますけど、そういうことを考えてみると、色々なものが見えてくると思うので讀んでいただけたらなと思います。

#早稻田メンタルクリニック #精神科醫 #益田裕介

・元動畫
   • 精神科を受診する人の共通點  

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▼自己紹介
益田裕介
防衞醫大卒。陸上自衞隊、防衞醫大病院、薫風會山田病院などを經て、2018年都内で開業。專門は仕事のうつ、大人の發達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと變人よりの町醫者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。2020年6月5日より斷酒繼續中。

▼參考
厚勞省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神醫學テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/deta...
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb...

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