早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介

早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介

發達障害は年齡とともに良くなるのか、精神科醫が解説します【早稻田メンタルクリニック 切り拔き 精神科醫 益田裕介】

影片類型
一般
發布日期/時間
2024年9月15日 20:45
動畫長さ
05:57
觀看次數
4324
點讚數
262
コメント數
24
エンゲージメント率
6.6%
データ確認日時
2024年9月22日 19:30

動畫概要

本日は「發達障害は年齡を重ねるにつれて良くなりますか? 惡くなりますか?」を解説します。

發達障害の人は年を取ると良くなるよという意見もあれば、いや年を取るからこそ惡くなるよという人もいるんです。
これはどういうことか、ということですけど、これをわかりやすく説明します。

◾️年齡によって求められることが變わっていく

年齡を重ねることで求められることが増えるんです。
赤ん坊の頃は別に良くて、乳幼兒のときには親の言うことを聞くとか、泣かないとかで良くて、小學校に上がったら宿題をするとか。
大學生になったら課題を自分からやる、社會人になったら教わる、言うことを聞く、お金を稼ぐとか。
上司になったら自分から仕事を見つけに行く、教えに行く、色々求められるものが増えます。
子育てをし始めると、父親としての役割、母親としての役割を求められるとか。
色々あるんですけど、年齡を重ねるごとに、やはり人間の社會の中では、人間とは群れの動物ですから、求められることが増えます。
出世すればするほど求められることが増えていくし、出世しなかったら求められることは増えないんですけど、でもだいたい現代というのはみんな出世するんです。

昔は求められるレベルがあって、ある程度一人前になったら、大人になったら求められるものが少なかったんです。
例えが惡いですけど、お壽司屋さんになったら同じものを握っておけば良かった、大工さんだったら同じものを作っておけば良かったんです、昔の時代は。

だけど現代というのは絶えずイノベーションや變化が起きるから、求められるレベルが上がってしまうんです。
文明が進歩しない世界だと、これ以上求められるレベルは上がらないんだけれども、文明が進歩していくと求められることが増えていく、と。

發達障害の人は成長が遲いので、ある段階においては求められているレベルに達していないので困るんです。
だけど年齡を重ねると求められるレベルに達するので、ここからは大丈夫だったよ、ということだったんです。
調子が惡い期間はちょっと問題兒だったんだけど、それ以外の期間は良かったんですよ。

でも現代では求められるレベルが常に上がってるし、しかも求められるレベルが個別最適化されているんです。

昔はこういうときには、普通の人が助けてくれてたんです。
でも個別に求められるものが増えているので、個別最適化されてるので助ける餘裕もないんですよ、こういう人たちが。
だから發達の人というのは苦しいだろうし、絶えずこの人に比べたら求められるレベルに達してないので、この差は開く一方なので、惡くなる、と。

ある程度昔っぽいことであれば、發達障害の人は良くなるんです。
求められる水準が上がっていかないのであれば、本人も成長しているから。
だけど一般の人と比べると差はどんどん開く一方で、個別最適化されたようなレベルには屆かないので、惡くなるとも言えます。

◾️成長が遲い?

發達障害の人は成長が遲いとよく言われます。
それはなぜかというと、マネが苦手だからです。

自分で體驗しないと學べない、人からこうだよと教わったことを自分の體驗のようにコピーする力が弱いんです。
漫畫でもあるじゃないですか、コピー能力がある奴は強いし早いんですよ、成長が。
定型の人はコピー能力、模倣する力が高いんです。
だけど發達の人はコピー能力が低いので、成長がやはり遲くなってしまいます。

あとは役割の變化に對應する力が弱いんです。
弱いというか遲いというか。
本人的には少し變わってるんだけど、ゆっくりとしか變われないので。

例えば子どもが生まれたときに、お母さんというのはお腹の中に子どもがいたから母親の變化は早かったりする。
だけど父親は變化が遲かったりする。發達の旦那さんはより遲いんですよね。
發達のお母さんもやはり遲かったりします。
お母さんらしくなっていくにも時間がかかったりするし、それは壽命が盡きる方が先だったりすることさえあるぐらいだよ、ということです。

變化が苦手で、變化を受け入れにくくて、變化に合わせて自分が變わっていく、人格が變わっていくということが難しかったりします。

▪️調子が惡いとき

調子が惡くなってうつとか不安、パニックになったりすると、やはり調子が惡いと發達障害の傾向も惡化するので、これが惡循環を生んだりします。
傾向も惡化するから、より成長が遲くなる。
成長が遲いからトラブルが増えてうつや不安になるという、この惡いサイクルになることも結構多かったりします。
實際の本人の能力以上に發達障害の傾向が惡化する、と。
發達障害っぽくなってしまうということがあります。

かく言う益田裕介も大學時代はアスペ、アスペと言われてましたけど、やはり低學年のときはより顯著でした。
自衞隊という變化や自衞隊の中で馴染めなくてよりなんか變でした。
變になって、その結果コミュニケーションスキルが落ちたり、自分の我を通し過ぎちゃったり、不注意が増えてしまったりしていました。
今はある程度落ち着いてきたんですけど、昔は自分の能力を超えたものが求められていて、變だったなと思います。

今は新入社員の人や學生、大學生の人で發達障害グレーゾーンということで來る人も増えているし、アメリカなど結構多いんですけど、ADHDということでアデロールを求める人もいますけど、こういうことも關係しているなと思います。

競爭や求められるレベルが低ければこういう傾向も惡化せずに、發達障害と診斷されないけれども、不適應の結果、發達障害の傾向が惡化しているパターンも結構あるんじゃないかなと思います。
成長速度が追いついてなかったりとか。

アメリカはやはり競爭が激しすぎるので結果的にこうなってしまう人も多いし、學校についていくためにアデロール、コンサータですよね日本で言う、を使いながらついていかないと、という形で壞している。
でもそれを使えばついていけるし、ある程度ついていければもう藥が要らなくなるということもあるので、何がいいのかというのは、アメリカの社會の中でも過度の競爭社會の中でも議論になっているという感じでしょうか。

今回は、發達障害は良くなるのか惡くなるのか、ということで、成長曲線のことも含めて大體の話をしました。

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一般の方向けに、わかりやすく、精神科診療に關するアレコレを幅廣く解説しています。動畫における、精神分析や哲學用語の使用法はあくまで益田獨自のものであり、一般的(專門的)な定義とは異っているところもあります。僕がもっとも説明しやすいとたまたま感じる言葉を選んだだけなので、あまり學術的にとらないでいただけると嬉しいです。
                
▼自己紹介
益田裕介
防衞醫大卒。陸上自衞隊、防衞醫大病院、薫風會山田病院などを經て、2018年都内で開業。專門は仕事のうつ、大人の發達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと變人よりの町醫者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。2020年6月5日より斷酒繼續中。

▼參考
厚勞省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神醫學テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/deta...
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb...

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