早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介

早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介

子ども時代に「うつ」を經驗した人【早稻田メンタルクリニック 切り拔き 精神科醫 益田裕介】

影片類型
一般
發布日期/時間
2024年8月4日 20:45
動畫長さ
05:25
觀看次數
1003
點讚數
67
コメント數
4
エンゲージメント率
7.1%
データ確認日時
2024年8月10日 07:35

動畫概要

00:07 精神疾患はなぜ起きるのか
00:58 子どもは大變
02:21 治療

本日は、子どものうつ病は見逃されがち、というテーマでお話しします。

・精神疾患はなぜ起きるのか
精神疾患というのはどうして起きるのかというと、簡單に言えば、問題があって、日常の中とか人生の中に色々な問題があって、それらが積み重なりストレスや心身の疲勞がたまり、その結果、ある種の症状が出るということです。

症状の中にはうつ、不安、心身症(過敏性腸炎や便祕、肩こり、頭痛、起立性調節障害)が起きたり、ヒステリーのようなもの、解離症状みたいなものや色々なものが起きます。

ややこしいんですけど、子どもに何か問題があって、ストレスが溜まれば何か症状が出る、それは當たり前ですよね、大人もそうなんだから。

ややこしいのが、不登校や引きこもりというのもある種の症状だし、生まれ持ったものとして發達障害(ASD、ADHD、LD)、境界性パーソナリティ症、思春期の見捨てられ不安や理想化もそうです。
だからちょっとシンプルに考えにくいので、グチャグチャしがちですけど、こういうものがあります。

・子どもは大變
子どもはやはり大變なんです。
大人も大變なんだけど、やはり子どもは大變だなと思います。
それは家族の問題に卷き込まれたり、學校内での問題に卷き込まれたり、成長それ自體が苦痛だったりします。
また體質、頑丈な子もいればやはり頑丈じゃない子どももいるので、體質によっては苦しんだり、その中で心理葛藤を覺えたり、心理葛藤をしやすい子どももいればしにくい子もいるし。

僕はどちらかというとしやすい子どもだったんです。
すぐ惱んじゃうとか、ウジウジしちゃう方なのでアレですし。
それが今の精神科醫という仕事につながってるし、毎日YouTubeやってもネタが盡きないというか。
ネタが盡きないのはなぜかというと、ウジウジしてるからなんですけど、表裏一體ですよね。

そういうものがあったり、あとは集團病理みたいなその組織が持ってる狂氣みたいなものが惡化してるところもあれば、リーダーがちゃんとしてることで惡化しないというか、ちゃんと保たれてる、健康な集團であることもあるわけです。

集團は健康的な集團もあれば、ほどほどに健康的な集團もあるし、やはり病的な集團もあるので、それは歴史を見ればわかりますよね。
病的な集團の状態だったということもわかるので。

そこの中でやはり弱い人というのは、特に子どもは炭坑のカナリアというか、一番最初に被害を被りやすかったりします。
その結果、ある種の症状が出るということです。
うつっぽくなるので朝起きられない、食欲が落ちる、眠れない、そういうことが起きたりします。

・治療

益田は子どもにも藥をガンガン飮ませればいいと思っているんですか、と言われそうですけど、いや、そういうことではないんだよね。

うつ病と診斷することイコール藥の開始ではないということなので、休養でもいいし、一回學校を時々休むでもいいかもしれないし、リフレッシュ休暇、休息を入れることがいいかもしれないし、必ず藥を飮めというわけではもちろんないです。
カウンセリングという治療法がいいのかもしれないし、色々なケアというか治療法があると思うので。
診斷したからすぐ藥、というわけではないのですが、でもこういう見立てはとても大事だと思います。

大人になってから、やはりうつ病として再發している人、子どもの時もうつだったんだけれども、大人になってから初めて發症したと思っている人もたくさんいるんです。
でも診察していく中で、やはり子ども時代からそういうのはあったよねということがとても多いんです。

大人になってからうつを再發した時に、治療の轉機として、ある種の人たちにとっては子ども時代の傷つきを認めるということが治療を促進させることもあります。
みんな經驗してるじゃないかとか言うかもしれないけれども、子どもの時に經驗したその傷つきというのはやはりあるというか、認めてあげないといけないなと思うんです。

例えばペットロスの問題。
大人になってから考えたらあんなに傷ついたというもんじゃないだろうと思うかもしれないけど、やはり子どもの時の衝撃というのはすごく大きかったり、トラウマ級のものだったりもするんです、人によっては。

轉校もそうだし、友達との喧嘩もそうかもしれないし、テストで惡い點を取ったり、親から、何であんたは、と言われちゃうとか。
その程度のことは誰でもあるんじゃないかというレベルのものから、いや、そんなのはないよね、というものまで樣々あります。

誰にでもあるんじゃないかということなんだけど、すごく傷ついたんだよということを我々精神科醫も含めて、大人が認めてあげるというか、みんなで認め合うということがとても大事だなという風に最近は思います。

こんなことで傷ついたなんて恥ずかしくて言えない、と言うんですけど、そんなことはないんです。
誰でもあるかもしれないけど、その人にとってはすごく傷ついたという、それはそういう腦の違いはありますから。
そういうことなんだなと思えると、治療がグッと進むんです。

ペットロスのせいで僕は本當に傷ついたんだけど、それほど傷つかない人もいるけど、僕は傷ついた、と。
そしてそういうやつだから今も苦しんでるんだなという、それだけと言えばそれだけなんだけど、でも仕方なかったんだな、と思えるすごく大事なポイントというか、キーだったりするので、見直してもらうといいかなと思います。

治療というのは、案外そういうところに色々な金脈が眠っていたりします。
言ってしまえばそれだけのことなんだけれども、それがすごく意味があるということがあります。
お兄ちゃんよりテストの點が良くなかったことが本當にずっと今も苦しんでいるんだとか、その弟が今はお兄ちゃんより出世してたりしていても、いまだに惱んでることが全然あるんです。

でもそこをちゃんと言語化して認められるかで、治療がかなり違うというのがあります。
好きな子に振られちゃったとか、何でもいいんですけど、そういうことですね。

今回は「子どものうつは見逃されがち」というテーマでお話ししました。


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一般の方向けに、わかりやすく、精神科診療に關するアレコレを幅廣く解説しています。動畫における、精神分析や哲學用語の使用法はあくまで益田獨自のものであり、一般的(專門的)な定義とは異っているところもあります。僕がもっとも説明しやすいとたまたま感じる言葉を選んだだけなので、あまり學術的にとらないでいただけると嬉しいです。
                
▼自己紹介
益田裕介
防衞醫大卒。陸上自衞隊、防衞醫大病院、薫風會山田病院などを經て、2018年都内で開業。專門は仕事のうつ、大人の發達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと變人よりの町醫者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。2020年6月5日より斷酒繼續中。

▼參考
厚勞省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神醫學テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/deta...
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb...

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