早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介

早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介

他人を理解するにはどうしたらいいのか精神科醫が解説します【早稻田メンタルクリニック 切り拔き 精神科醫 益田裕介】

影片類型
一般
發布日期/時間
2025年7月20日 20:45
動畫長さ
06:58
觀看次數
1797
點讚數
104
コメント數
-
エンゲージメント率
5.8%
データ確認日時
2025年7月27日 00:53

動畫概要

本日は「他者理解とは何か?」というテーマでお話しします。

コメント欄をよく見させてもらっています。
そうすると、先生甘いよ、病氣は變わらないよ、相手は理解してくれないよ、僕らは理解し合えないよ、というネガティブなコメントもたくさんいただいています。
もちろん、良くなりました、病氣のことが分かって勉強になりました、ということをコメントしてくれる方もいます。

反對に、先生が言いたいことも分かるけれど全然良くならない、言いたいことは分かるけれどもそこには深い溝があって、その溝を僕らは超えることができない、私たちは理解されない、という風に悲しんでいる、孤獨感を感じていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。

僕は、治療において何が大事かというと、
・自己理解
・他者理解
・しなやかな思考
ということが大事だと色々な動畫で述べています。


■「自分の延長にあるもの」と「質的な違い」


「自分の延長線上にあるもの」は理解したり共感しやすいです。
自分がある場面で不安を感じるから、相手の立場に立ってみると相手も同じように不安を感じるのではないか、相手も辛い思いをしているのではないか、相手も苦しいのではないか、と考えることができます。

相手が自分よりもケチだからこれは喜ばないな、相手は自分よりも頭が良いからこういうことを考えるかもしれない、ということも考えたりします。
それでもそれらはあくまで延長線上にあるものです。

ただ、精神科の病氣に限りませんが、「質的な違い」というものがあります。

それは發達障害の人と會話をしている中で、決定的に違う何かがある、パーソナリティ障害の人と會話をしている中で「質的な違い」を感じるとき、うつ病や躁うつ病、統合失調症の人たちが幻覺妄想に支配されているときの理解し得ない部分というのは壓倒的に違います。

それと同じように、他人と近付けば近付くほど孤獨を感じることはよくあると思います。
親子というのは究極的には理解しあえません。

子どものときは、お父さんお母さんというのは自分のことを100%理解してくれている、學校の先生は理解できるんだ、大人は子どもたちを理解できるんだという幻想を抱く、その幻想に包まれているから生きていけるのです。
大人になっていくと、どんどん他人というものが本當に他人である、理解しあえない部分が必ずあるということを理解します。


■自分の延長にあるもの

他人というのは自分と同じようなことを考えている人たちなので、相手のことをバカだと思っても相手は相手でしっかり考えていてバカではありません。

相手は意地惡、嫌なヤツと思うかもしれませんが、相手は相手で良心があり、話してみるといい奴で優しいところがあると分かる、ということがあります。

相手がどんな人か分かるためには、自己理解の延長線上にあるので、自己理解をどうするのかということをお話しします。
前回の動畫の内容です。

自己理解をするにはどうしたら良いかというと、診斷、認知の歪み、自分の家族の歴史を知る、ライフステージ、10代とはどういうものなのか、20代とはどういうものなのかを知る、社會、自分の業界はどんな業界なのか、役職はどういうことなのか、會社のことを知ると自分の立場を理解できます。

相手を理解するときには、診斷は分からないので、こういう性格だよなということを同定して、この人はこういう性格だよな、こういうところがあるよなと知り、この人ってこういう家族だったのかな、この人は何歳くらいだからこういう問題を抱えているのかな、50代だから職場の上司は親の介護のことで惱んだりしているのかな、思春期の子どもを抱えているから疲れているのかな、新婚で子どもが生まれたばかりなので疲れているのかな、ということを考えたりします。
また、銀行だから堅いところにいるのかな、廣告關係だからちょっと派手なのかな、というようなことを考えて相手を理解することができます。

ただ相手を理解することは難しいです。
性格というのも相性の問題だったりもします。
相性が眞逆だと相手の性格に共感し得ないこともあります。

インドアが好きな人は究極的にはアウトドアが好きな人のことは理解し得ないし、音樂の趣味でも同じです。
だから、どこまで理解できるのかというのもあります。

家族の問題も結構違います。
家族は意外と全然違います。
東北の人と九州の人では全然違います。

九州は男性が強い社會なのでお父さんを立ててきたと言っても、頭では分かっても感情的に理解するのは難しかったります。
何十年もその價値觀の中で生きているとはどういうことか、ということが案外分からなかったりします。
家族によっては、病氣の人を抱えている家族、宗教の違いなど色々あって、同じ日本人と言えども多樣性があります。

ライフステージもそうです。
30代はこう、40代になったらこうと言うかもしれませんが、ゆとり世代や氷河期世代などやはり違います。
同じ30代であっても價値觀が違います。
世代ギャップがあります。

業界についても、會社が違えば、雜誌や新聞、SNSを見てこの業界はこういう價値觀の人が多いんだなと思うかもしれませんが、實際に體驗しないと分からないことが結構あります。


こうした點は考えていけば何となく分かることで、互いに違いがあるよね、人間って多樣性があるよね、互いの價値觀を認め合おうね、という綺麗事で濟みます。
が、やはり濟まない部分もあります。

■質的な違い

質的に違う、話せば話すほど相手と自分の違いが分かってきて、ゾッとするような感じ、同じ人間なんだけれども全然違うものを見ているかのような、ぞくっとするような體驗が他者理解にはあります。

概要欄續きはこちら(字數制限のため)
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▼自己紹介
益田裕介
防衞醫大卒。陸上自衞隊、防衞醫大病院、薫風會山田病院などを經て、2018年都内で開業。專門は仕事のうつ、大人の發達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと變人よりの町醫者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。2020年6月5日より斷酒繼續中。

▼參考
厚勞省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神醫學テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/deta...
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb...

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