早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介
安樂死への考えについて精神科醫がお話しします【早稻田メンタルクリニック 切り拔き 精神科醫 益田裕介】
- 影片類型
- 一般
- 發布日期/時間
- 2025年9月20日 20:45
- 動畫長さ
- 05:35
- 觀看次數
- 968回
- 點讚數
- 83
- コメント數
- -
- エンゲージメント率
- 8.6%
- データ確認日時
- 2025年9月27日 00:21
動畫概要
00:00 OP
00:46 安樂死が廣がっている
01:37 日本の状況
02:19 なぜタブー視されるのか
本日は「死のタブーと安樂死」というテーマでお話ししようと思います。
臨床をしていて、自殺したいとか死にたいという意見はよく聞くんですけれども、でも實際どう死にたいのかとか、どういう風に老いていきたいのかとか、どういう風に人生全體を捉えているのかという議論はなかなかしにくかったり、想像がつかない人が多いみたいです。
それは身近に病がある人がいなかったり、身近に老いた人がいなかったり、老いた人たちとの會話が少なかったりして、なかなかそういうイメージが持ちにくいからなのかなとは思いますけれども。
一方で、安樂死の議論はヨーロッパを中心に先進國の中ではすごくディスカッションされていて、合法化されている地域が増えているという現實があります。
■安樂死が廣がっている
例えばカナダでは2016年に合法化して、2021年の時點で全體の死の3.3%の人が安樂死を選んでいるということになります。
回復の見込みのない病氣、末期がんとかそういう病氣とかに適用されていた安樂死が、だんだんすべり坂のように色々なところに適用されていて、例えば重度の心身障害、知的障害の人とかも含めた心身障害とか精神障害の人たちまで安樂死の範圍が廣がっているということですね。
自己決定論。自分が死ぬ權利もあるんじゃないかっていうことで、その自己決定論の擴大に伴って滑り坂のように廣がっていってしまっている。
實際、患者さんの中でいますよ。安樂死したいので、スイスまでの紹介状を書いてくださいと言いますけど、僕は斷ったんですけど、でも色々あるなとは思います。
■日本の状況
日本はどうなのかと言うと、安樂死がなくて介護が増えていて、認知症の人も増えていて、世界有數の高齡者の國ですよね。
日本ではどんなことが起きているかというと、經濟の失速とかいろいろなことが起きてたりはします。
そういう中で僕らは世界に向けて安樂死を合法化していない國として、合法化している國に對してどういうメッセージを送るのかは、結構重要なことだと思いますし、互いにディスカッションしていくことは僕はとても重要だろうなと思いますね。
一度始めてしまったらなかなか止めにくいんですよ。法律で決まってしまうとね。
だからこそ始めた國と始めていない國で語り合うことはとても重要だろうなと思います。
■なぜタブー視されるのか
では逆にタブー視している、なぜ日本でそういうことが語られないのか、臨床現場でもそういう風に語られていないのかを考えると、まず一つは醫療技術の進歩ですよね。
醫療レベルが上がっていて、自分は年を取っても長生きできるんじゃないか。もっと長生きできるんじゃないか。
今は80歳ぐらいで亡くなっているけど、自分は100歳までいけるんじゃないか、120歳まで生きられるようになるんじゃないか。
技術も進んでいくからAIと組み合わせるともっと長生きできるんじゃないか、認知症にならないんじゃないかと思うかもしれない。そういうことでなんとなくリアリティがなかったり。
あと變化が多いですよね。
江戸時代の時みたいな形で、自分も爺さんみたいな感じで生活するのかなと思えないんですね。變化が多いから、あまりにも。
10年前とも全然違いますよ。インターネットの變化とかね。だから働き方も違うわけじゃないですか。10年前と全然。
そういう中では自分が死ぬ何十年後のことは想像つきにくいとかもあるだろう。
あとは發達障害傾向のある人はそもそも難しいんですよね。
時間の展望とか自分の變化が苦手だったり、ライフステージが切り替わるとか、役割が變化していくことが想像しにくかったりするし、實際できなかったりする。
常に自分のままなので、そこで分かりにくいというのもあるのかなと思います。
あとはアンチエイジングですね。
アンチエイジングと經濟という問題で、誰も老けたくないし、年を取りたくないし死にたくないんですよ。
だからそれを防ぐためのビジネスがすごく活性化している。
すごくここには廣告も打たれるので、結果的にタブー視されちゃうのかなとも思います。
こういう話の中で僕が思うのは、大きい繪の話をするのも大事だけども、自分自身の人生について考え直すことはとても重要だと思います。
自分はどういう風に老いていくのか。どういう風に變わっていくのか。5年後、10年後、20年後をどう想像するのか、どんな人生を送りたいのかを考えることはとても重要ですね。
變化が多いから無意味じゃないかと言う患者さんは多いんですけども、やっぱり一回考えておくことは、變化があってブレるかもしれないけれども、また考えればいいんですよね。
病氣がある時だからこそ考えるものでもあるんですね。
こういう風に自分のアイデンティティが搖らぐ。
病氣になってアイデンティティが搖らいでいる時にこそ考えておく必要があります。
目標や目的というのは、長期目標と短期目標を同時に考えなきゃいけないんですよね。
ある時は長期目標を考える。こうしようと思って、今の短期目標をピタッと決める。
今度は今やるべきことがちょっとずつずれていくんですね。
ずれに合わせてこっちを變えてあげる。
この2點を無意味なんじゃないかとかではなくて、何度も何度も考えていくのが心の探求でもあるし、人生の探求でもあるし、面白みでもあるんですね。
それが結果的に心の成熟や人生の本質を理解することにもなるので、そうすると心が成熟していくので、成熟した結果、身近な不安や困難を乘り越えやすくなるので、結果的にうつが良くなることになるわけですよね。
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いつもご視聽ありがとうございます。
當チャンネルは、益田裕介先生ご本人より正式に許可をいただいた上で、定期的に動畫を編集・投稿し、運營している公認切り拔き動畫チャンネルです。
本動畫は、視聽者の理解を助けることを目的に調整や編集を加え、視聽しやすいように仕上げています。
定期的に投稿しておりますので、お見逃しのないようチャンネル登録・高評價・コメントいただけましたら嬉しいです。
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▼精神科醫がこころの病氣を解説するChとは?
一般の方向けに、わかりやすく、精神科診療に關するアレコレを幅廣く解説しています。動畫における、精神分析や哲學用語の使用法はあくまで益田獨自のものであり、一般的(專門的)な定義とは異っているところもあります。僕がもっとも説明しやすいとたまたま感じる言葉を選んだだけなので、あまり學術的にとらないでいただけると嬉しいです。
▼自己紹介
益田裕介
防衞醫大卒。陸上自衞隊、防衞醫大病院、薫風會山田病院などを經て、2018年都内で開業。專門は仕事のうつ、大人の發達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと變人よりの町醫者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。2020年6月5日より斷酒繼續中。
▼參考
厚勞省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神醫學テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/deta...
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb...
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當チャンネルは、早稻田メンタルクリニック 益田裕介院長の切り拔きチャンネルです。
フルで字幕をつけていますので、電車の中などの音が出せない環境でもご視聽いただけるほか、無音の部分等はカットしておりますので、より見やすく視聽できるようになっています。
毎日投稿しておりますので、お見逃しのないようチャンネル登録をお願いいたします。
正しい情報で偏見を減らし、早期發見・早期治療となれば幸いです。
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#切り拔き
#益田裕介
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00:46 安樂死が廣がっている
01:37 日本の状況
02:19 なぜタブー視されるのか
本日は「死のタブーと安樂死」というテーマでお話ししようと思います。
臨床をしていて、自殺したいとか死にたいという意見はよく聞くんですけれども、でも實際どう死にたいのかとか、どういう風に老いていきたいのかとか、どういう風に人生全體を捉えているのかという議論はなかなかしにくかったり、想像がつかない人が多いみたいです。
それは身近に病がある人がいなかったり、身近に老いた人がいなかったり、老いた人たちとの會話が少なかったりして、なかなかそういうイメージが持ちにくいからなのかなとは思いますけれども。
一方で、安樂死の議論はヨーロッパを中心に先進國の中ではすごくディスカッションされていて、合法化されている地域が増えているという現實があります。
■安樂死が廣がっている
例えばカナダでは2016年に合法化して、2021年の時點で全體の死の3.3%の人が安樂死を選んでいるということになります。
回復の見込みのない病氣、末期がんとかそういう病氣とかに適用されていた安樂死が、だんだんすべり坂のように色々なところに適用されていて、例えば重度の心身障害、知的障害の人とかも含めた心身障害とか精神障害の人たちまで安樂死の範圍が廣がっているということですね。
自己決定論。自分が死ぬ權利もあるんじゃないかっていうことで、その自己決定論の擴大に伴って滑り坂のように廣がっていってしまっている。
實際、患者さんの中でいますよ。安樂死したいので、スイスまでの紹介状を書いてくださいと言いますけど、僕は斷ったんですけど、でも色々あるなとは思います。
■日本の状況
日本はどうなのかと言うと、安樂死がなくて介護が増えていて、認知症の人も増えていて、世界有數の高齡者の國ですよね。
日本ではどんなことが起きているかというと、經濟の失速とかいろいろなことが起きてたりはします。
そういう中で僕らは世界に向けて安樂死を合法化していない國として、合法化している國に對してどういうメッセージを送るのかは、結構重要なことだと思いますし、互いにディスカッションしていくことは僕はとても重要だろうなと思いますね。
一度始めてしまったらなかなか止めにくいんですよ。法律で決まってしまうとね。
だからこそ始めた國と始めていない國で語り合うことはとても重要だろうなと思います。
■なぜタブー視されるのか
では逆にタブー視している、なぜ日本でそういうことが語られないのか、臨床現場でもそういう風に語られていないのかを考えると、まず一つは醫療技術の進歩ですよね。
醫療レベルが上がっていて、自分は年を取っても長生きできるんじゃないか。もっと長生きできるんじゃないか。
今は80歳ぐらいで亡くなっているけど、自分は100歳までいけるんじゃないか、120歳まで生きられるようになるんじゃないか。
技術も進んでいくからAIと組み合わせるともっと長生きできるんじゃないか、認知症にならないんじゃないかと思うかもしれない。そういうことでなんとなくリアリティがなかったり。
あと變化が多いですよね。
江戸時代の時みたいな形で、自分も爺さんみたいな感じで生活するのかなと思えないんですね。變化が多いから、あまりにも。
10年前とも全然違いますよ。インターネットの變化とかね。だから働き方も違うわけじゃないですか。10年前と全然。
そういう中では自分が死ぬ何十年後のことは想像つきにくいとかもあるだろう。
あとは發達障害傾向のある人はそもそも難しいんですよね。
時間の展望とか自分の變化が苦手だったり、ライフステージが切り替わるとか、役割が變化していくことが想像しにくかったりするし、實際できなかったりする。
常に自分のままなので、そこで分かりにくいというのもあるのかなと思います。
あとはアンチエイジングですね。
アンチエイジングと經濟という問題で、誰も老けたくないし、年を取りたくないし死にたくないんですよ。
だからそれを防ぐためのビジネスがすごく活性化している。
すごくここには廣告も打たれるので、結果的にタブー視されちゃうのかなとも思います。
こういう話の中で僕が思うのは、大きい繪の話をするのも大事だけども、自分自身の人生について考え直すことはとても重要だと思います。
自分はどういう風に老いていくのか。どういう風に變わっていくのか。5年後、10年後、20年後をどう想像するのか、どんな人生を送りたいのかを考えることはとても重要ですね。
變化が多いから無意味じゃないかと言う患者さんは多いんですけども、やっぱり一回考えておくことは、變化があってブレるかもしれないけれども、また考えればいいんですよね。
病氣がある時だからこそ考えるものでもあるんですね。
こういう風に自分のアイデンティティが搖らぐ。
病氣になってアイデンティティが搖らいでいる時にこそ考えておく必要があります。
目標や目的というのは、長期目標と短期目標を同時に考えなきゃいけないんですよね。
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今度は今やるべきことがちょっとずつずれていくんですね。
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この2點を無意味なんじゃないかとかではなくて、何度も何度も考えていくのが心の探求でもあるし、人生の探求でもあるし、面白みでもあるんですね。
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防衞醫大卒。陸上自衞隊、防衞醫大病院、薫風會山田病院などを經て、2018年都内で開業。專門は仕事のうつ、大人の發達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと變人よりの町醫者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。2020年6月5日より斷酒繼續中。
▼參考
厚勞省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神醫學テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/deta...
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb...
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