早稻田メンタルクリニック【こころ切り拔きCh】精神科醫 益田裕介
精神科醫が自己肯定感の回復方法と高め方をわかりやすくお傳えします【早稻田メンタルクリニック 切り拔き 精神科醫 益田裕介】
- 影片類型
- 一般
- 發布日期/時間
- 2025年2月26日 20:45
- 動畫長さ
- 07:08
- 觀看次數
- 6134回
- 點讚數
- 294
- コメント數
- -
- エンゲージメント率
- 4.8%
- データ確認日時
- 2025年3月5日 12:47
動畫概要
本日は「自己肯定感の回復および伸ばすために」というテーマでお話しします。
精神科の臨床をしていると、ほとんどの患者さんは「自分は自己肯定感が低くて」「自分に自信がなくて」と言います。
自分に自信があるけれど通っているという人は、統合失調症の人の慢性期の誇大妄想や雙極性障害の人の躁状態など、一部の疾患に限られると思います。あとは、アルコール依存症やギャンブル依存症の人が否認する時もそうかもしれません。
基本的には、自分に自信を持てない、落ち込んでいる、自分のことをダメなのではないか、と思っています。
もちろん、誇大的な樣子も自信のなさの裏返しだったりするのですが。
ですが、人間は健康状態が惡ければ自己肯定感は下がるものです。
じゃあ病氣を治せば良いのだという話になるのですが、精神科の病氣を治すのは難しいです。
今回はその邊をざっくりお話ししようと思います。
■自己肯定感が下がる原因
自己肯定感の本質とは何かと言うと、本質は病氣の問題や生い立ちの問題だったりします。
虐待があったために複雜性PTSD樣の症状があり自己肯定感が低いこともあれば、うつになってしまい自己肯定感が低いということもあります。
相對的なこともあります。環境の中でもがいている。
環境の中で自分がうまくいっていないときに、自分はダメなのではないかと思ったりします。
若い人は急に社會に放り出されてうまくいかないことが多いわけです。それは普通なのですが、新卒文化がなくなってきているので、若い人と言いつつ中途採用の人と爭わなければいけない状況もあります。
一人前になることをすごく求められる時代です。
いろいろな情報がすぐに入ってくることもありますし、マルチタスクを求められたりもしますし、スピードが本當に早いです。大變だなと思います。
と言って、若い人だからできるパソコンのスキルも妙に評價されず、かわいそうだなと思います。
このような相對的なことから自己肯定感が下がるということはあると思います。
■原疾患の治療:藥で解決?
精神科の場合は、まず病氣の治療がとても重要です。
うつ病であれば抗うつ藥を使います。
女性に多いのがPMDD(月經前氣分不快症)です。これは藥で結構良くなるので、治療をするのが大事です。隱れていて氣づかれないパターンも多いのですが、生理前の氣分の落ち込みをある程度解決してあげるだけで上手くいく方はたくさんいます。
あとはADHDです。發達障害の不注意、衝動性、多動性がある病氣で、これも藥で結構良くなります。
發達障害のグレーゾーンの人から「發達障害だと診斷してくれない」という話をよく聞きますが、僕は自尊心や自己肯定感の問題も含めて治療にあたるべきだと考えています。
「あなたクビになってないから良いでしょ」と言われても、職場で「お前はできないやつだ」とか「遲刻ばかりで眞面目じゃない」「やる氣がない」と怒鳴られたりいびられたりしていたら嫌なものです。そのうちうつになります。
やはり、うつになってからでなく治療をしてあげることが大事だと思います。
藥で解決できることも多いです。
藥で解決できるなら解決したほうがコスパが良いです。
肝負荷も腎負荷も精神科の藥は少ないです。
■認知行動療法(CBT)?
藥だけでは上手くいかない場合は、認知行動療法などで、認知の歪み、考え方、自分自身の心のOSをアップデートする必要があります。
では、認知行動療法では具體的にどのようなものを解決していくのでしょうか。
・問題解決スキル、コミュニケーション能力
1つは、問題解決スキルやコミュニケーション能力を伸ばすトレーニングです。
認知行動療法は認知療法と行動療法を重ね合わせたものです。認知行動療法プログラムというのは、色々な治療プログラムの合わせ技です。
その合わせ技の中に「問題解決スキルを高める」とか「コミュニケーション能力を高める」といったプログラムがあります。
問題解決スキルとは、ロジカルに考える、追い込まれずにリラックスして物事を考えるなど。アンガーマネージメントなどの感情コントロールのプログラムもあります。
コミュニケーション能力とは、アサーショントレーニングと言い、緊張をしないためのトレーニングだったりします。
・認知の歪み「それは相手が惡かったね」
白黒思考、0-100思考など、極端になっているものもあれば、「あの人にこう言われたから自分が惡いんだ」と言うのですが、冷靜に聞くと「あなたはパワハラに遭っているだけで惡いわけではない」ということもあります。
「他の人はすぐできるけど自分はできないんです」と言う時も、「たまたま他の人ができるだけで普通はできないよ」ということもあります。
その會社の文化だから、學校の文化だから自分が變に見えるだけであって、一般社會に出たら普通のことだったり、第三者の目から見ると「それはあなたの問題ではなくて、相手の問題では?」ということがたくさんあります。
變な常識にとらわれて歪んでいたりするのですが、精神科醫は利害關係のない第三者なので、そういう人から話を聞くと歪みを治していくことができたりします。
・心身のバランスを整える
きちんと規則正しい生活を送る、お酒を飮み過ぎていたら減らす、やめる。スマホをいじっているならそれを減らす。
マインドフルネスのようなことをすることもあります。
こういったことをやることで、自己肯定感を高めていきます。
■複合技で良くしていく
自己肯定感を高めるにはどうすれば良いですかと聞かれても、一言では説明がつきません。
色々なところで色々なものを伸ばしてあげなければいけません。
仕事がしっかりできることや問題解決スキルを高めていくと、自分はあれもできるこれもできる、と自信がついてきます。
料理ができなかった人ができるようになる。片付けができなかった人ができるようになる。
仕事ができなかったけれど、できる仕事が増えてきて上司に褒められる。
當たり前と言えば當たり前ですが、これがなかなかできなかったりしますし、場合によっては能力的に頭打ちのこともあったりします。
コミュニケーション能力もそうです。
一人でずっと溜めていたのが、誰かに相談できるようになる、自分の辛い氣持ちをしゃべれるようになる、緊張せずにプレゼンができるようになる、それだけで結構自己肯定感は回復します。
でも、もともと口下手な人もいるでしょうし、虐待があると認知が歪んでしまっています。
自分はダメな奴なのでは、一生懸命やらないと見捨てられるのでは、努力してようやく一人前だからゆるゆるやってはいけない、負けちゃダメだ、など。
そんなことはないと、その歪みを治してあげます。
そうすると自己肯定感が回復するということもあります。
このように、いろいろな複合技で良くしていきます。
■目標も大事
「目標」も大事です。
樂觀的になること、經驗や知識を増やしていくといったことが、隱れた目標だったりします。
樂觀的に考えないと不安になるわけです。
自分はこれではダメだ、老後2000萬圓問題、3000萬圓問題、貯金が…などと考えていると、仕事が上手くいっていてもやはり暗くなってしまいます。
でも何とかなるだろうと思っていれば、實際何とかなります。
何とかなると思っていれば良いわけで、自分はうまくいかないかもしれないけれどその時はその時だ、と思えれば良いのです。
經驗や知識が足りない場合は、人から補ってもらうことが大事です。
そのような隱れたゴールがあったりします。
自己肯定感の回復や自己肯定感を伸ばしたいという質問はよく受けるのですが、なかなか答えは言いにくいのです。それはこれらの問題を複合的にやらなければいけないからです。複合的にやらなければいけないから、語っても語っても終わりがない、という感じです。
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いつもご視聽ありがとうございます。
當チャンネルは、早稻田メンタルクリニック院長 精神科醫 益田裕介先生の公認切り拔き動畫チャンネルです。
毎日投稿しておりますので、お見逃しのないようチャンネル登録・高評價・コメントいただけましたら嬉しいです。
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▼精神科醫がこころの病氣を解説するChとは?
一般の方向けに、わかりやすく、精神科診療に關するアレコレを幅廣く解説しています。動畫における、精神分析や哲學用語の使用法はあくまで益田獨自のものであり、一般的(專門的)な定義とは異っているところもあります。僕がもっとも説明しやすいとたまたま感じる言葉を選んだだけなので、あまり學術的にとらないでいただけると嬉しいです。
▼自己紹介
益田裕介
防衞醫大卒。陸上自衞隊、防衞醫大病院、薫風會山田病院などを經て、2018年都内で開業。專門は仕事のうつ、大人の發達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと變人よりの町醫者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。2020年6月5日より斷酒繼續中。
▼參考
厚勞省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神醫學テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/deta...
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb...
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當チャンネルは、早稻田メンタルクリニック 益田裕介院長の切り拔きチャンネルです。
フルで字幕をつけていますので、電車の中などの音が出せない環境でもご視聽いただけるほか、無音の部分等はカットしておりますので、より見やすく視聽できるようになっています。
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正しい情報で偏見を減らし、早期發見・早期治療となれば幸いです。
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精神科の臨床をしていると、ほとんどの患者さんは「自分は自己肯定感が低くて」「自分に自信がなくて」と言います。
自分に自信があるけれど通っているという人は、統合失調症の人の慢性期の誇大妄想や雙極性障害の人の躁状態など、一部の疾患に限られると思います。あとは、アルコール依存症やギャンブル依存症の人が否認する時もそうかもしれません。
基本的には、自分に自信を持てない、落ち込んでいる、自分のことをダメなのではないか、と思っています。
もちろん、誇大的な樣子も自信のなさの裏返しだったりするのですが。
ですが、人間は健康状態が惡ければ自己肯定感は下がるものです。
じゃあ病氣を治せば良いのだという話になるのですが、精神科の病氣を治すのは難しいです。
今回はその邊をざっくりお話ししようと思います。
■自己肯定感が下がる原因
自己肯定感の本質とは何かと言うと、本質は病氣の問題や生い立ちの問題だったりします。
虐待があったために複雜性PTSD樣の症状があり自己肯定感が低いこともあれば、うつになってしまい自己肯定感が低いということもあります。
相對的なこともあります。環境の中でもがいている。
環境の中で自分がうまくいっていないときに、自分はダメなのではないかと思ったりします。
若い人は急に社會に放り出されてうまくいかないことが多いわけです。それは普通なのですが、新卒文化がなくなってきているので、若い人と言いつつ中途採用の人と爭わなければいけない状況もあります。
一人前になることをすごく求められる時代です。
いろいろな情報がすぐに入ってくることもありますし、マルチタスクを求められたりもしますし、スピードが本當に早いです。大變だなと思います。
と言って、若い人だからできるパソコンのスキルも妙に評價されず、かわいそうだなと思います。
このような相對的なことから自己肯定感が下がるということはあると思います。
■原疾患の治療:藥で解決?
精神科の場合は、まず病氣の治療がとても重要です。
うつ病であれば抗うつ藥を使います。
女性に多いのがPMDD(月經前氣分不快症)です。これは藥で結構良くなるので、治療をするのが大事です。隱れていて氣づかれないパターンも多いのですが、生理前の氣分の落ち込みをある程度解決してあげるだけで上手くいく方はたくさんいます。
あとはADHDです。發達障害の不注意、衝動性、多動性がある病氣で、これも藥で結構良くなります。
發達障害のグレーゾーンの人から「發達障害だと診斷してくれない」という話をよく聞きますが、僕は自尊心や自己肯定感の問題も含めて治療にあたるべきだと考えています。
「あなたクビになってないから良いでしょ」と言われても、職場で「お前はできないやつだ」とか「遲刻ばかりで眞面目じゃない」「やる氣がない」と怒鳴られたりいびられたりしていたら嫌なものです。そのうちうつになります。
やはり、うつになってからでなく治療をしてあげることが大事だと思います。
藥で解決できることも多いです。
藥で解決できるなら解決したほうがコスパが良いです。
肝負荷も腎負荷も精神科の藥は少ないです。
■認知行動療法(CBT)?
藥だけでは上手くいかない場合は、認知行動療法などで、認知の歪み、考え方、自分自身の心のOSをアップデートする必要があります。
では、認知行動療法では具體的にどのようなものを解決していくのでしょうか。
・問題解決スキル、コミュニケーション能力
1つは、問題解決スキルやコミュニケーション能力を伸ばすトレーニングです。
認知行動療法は認知療法と行動療法を重ね合わせたものです。認知行動療法プログラムというのは、色々な治療プログラムの合わせ技です。
その合わせ技の中に「問題解決スキルを高める」とか「コミュニケーション能力を高める」といったプログラムがあります。
問題解決スキルとは、ロジカルに考える、追い込まれずにリラックスして物事を考えるなど。アンガーマネージメントなどの感情コントロールのプログラムもあります。
コミュニケーション能力とは、アサーショントレーニングと言い、緊張をしないためのトレーニングだったりします。
・認知の歪み「それは相手が惡かったね」
白黒思考、0-100思考など、極端になっているものもあれば、「あの人にこう言われたから自分が惡いんだ」と言うのですが、冷靜に聞くと「あなたはパワハラに遭っているだけで惡いわけではない」ということもあります。
「他の人はすぐできるけど自分はできないんです」と言う時も、「たまたま他の人ができるだけで普通はできないよ」ということもあります。
その會社の文化だから、學校の文化だから自分が變に見えるだけであって、一般社會に出たら普通のことだったり、第三者の目から見ると「それはあなたの問題ではなくて、相手の問題では?」ということがたくさんあります。
變な常識にとらわれて歪んでいたりするのですが、精神科醫は利害關係のない第三者なので、そういう人から話を聞くと歪みを治していくことができたりします。
・心身のバランスを整える
きちんと規則正しい生活を送る、お酒を飮み過ぎていたら減らす、やめる。スマホをいじっているならそれを減らす。
マインドフルネスのようなことをすることもあります。
こういったことをやることで、自己肯定感を高めていきます。
■複合技で良くしていく
自己肯定感を高めるにはどうすれば良いですかと聞かれても、一言では説明がつきません。
色々なところで色々なものを伸ばしてあげなければいけません。
仕事がしっかりできることや問題解決スキルを高めていくと、自分はあれもできるこれもできる、と自信がついてきます。
料理ができなかった人ができるようになる。片付けができなかった人ができるようになる。
仕事ができなかったけれど、できる仕事が増えてきて上司に褒められる。
當たり前と言えば當たり前ですが、これがなかなかできなかったりしますし、場合によっては能力的に頭打ちのこともあったりします。
コミュニケーション能力もそうです。
一人でずっと溜めていたのが、誰かに相談できるようになる、自分の辛い氣持ちをしゃべれるようになる、緊張せずにプレゼンができるようになる、それだけで結構自己肯定感は回復します。
でも、もともと口下手な人もいるでしょうし、虐待があると認知が歪んでしまっています。
自分はダメな奴なのでは、一生懸命やらないと見捨てられるのでは、努力してようやく一人前だからゆるゆるやってはいけない、負けちゃダメだ、など。
そんなことはないと、その歪みを治してあげます。
そうすると自己肯定感が回復するということもあります。
このように、いろいろな複合技で良くしていきます。
■目標も大事
「目標」も大事です。
樂觀的になること、經驗や知識を増やしていくといったことが、隱れた目標だったりします。
樂觀的に考えないと不安になるわけです。
自分はこれではダメだ、老後2000萬圓問題、3000萬圓問題、貯金が…などと考えていると、仕事が上手くいっていてもやはり暗くなってしまいます。
でも何とかなるだろうと思っていれば、實際何とかなります。
何とかなると思っていれば良いわけで、自分はうまくいかないかもしれないけれどその時はその時だ、と思えれば良いのです。
經驗や知識が足りない場合は、人から補ってもらうことが大事です。
そのような隱れたゴールがあったりします。
自己肯定感の回復や自己肯定感を伸ばしたいという質問はよく受けるのですが、なかなか答えは言いにくいのです。それはこれらの問題を複合的にやらなければいけないからです。複合的にやらなければいけないから、語っても語っても終わりがない、という感じです。
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▼自己紹介
益田裕介
防衞醫大卒。陸上自衞隊、防衞醫大病院、薫風會山田病院などを經て、2018年都内で開業。專門は仕事のうつ、大人の發達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと變人よりの町醫者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。2020年6月5日より斷酒繼續中。
▼參考
厚勞省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神醫學テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/deta...
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb...
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